【DeNA】ラミレス監督、今季限りで退任 後任は三浦大輔2軍監督が有力

スポーツ報知
今季限りでDeNAを退団することが濃厚となったラミレス監督(カメラ・泉 貫太)

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(46)が今季限りで退任することが23日、わかった。広島戦(横浜)に勝利し連敗を3で止めたが巨人が勝ったためリーグ優勝が完全消滅した。1年契約のラミレス監督は今季が就任5年目。22年ぶりVが絶対命題だった。後任は三浦大輔2軍監督(46)の内部昇格が有力視されている。

 ラミレス監督は昨季、CS敗退後、1年契約で続投要請を受諾。南場オーナーから「来年は優勝しかないですよ」と厳しい“ノルマ”を課せられていた。V逸について指揮官は「ベストを尽くして素晴らしいシーズンを送っている。残念ながら期待に応えることはできなかった」と振り返った。

 今季は筒香(レイズ)が抜けたものの4年目の佐野を「4番、主将」に抜てきし、現在打率はリーグトップ。確かな眼力と常識にとらわれない用兵はラミレス監督ならではだった。一方、開幕前に東が左肘を手術。守護神・山崎は不調で抑えから降格。今永、平良と先発の軸が次々と離脱し厳しい状況となった。

 采配では9月3日の首位・巨人戦(東京D)で中継ぎのパットンを初先発させ大炎上。先発の早めの交代、「8番投手」、投手への強攻策など、疑問視されることが多かったのも事実だ。

 昨季は2位に入り球団史上初めてCS地元開催。就任4年で3度Aクラスに入り、17年には日本シリーズにも導いた手腕は評価された。一方で、勝率5割前後から突き抜けるために新体制で再出発する時期でもあった。後任は「ハマの番長」として生え抜きで通算172勝の三浦2軍監督の内部昇格が有力視されている。

 三原球団代表は監督人事について「シーズン終了か、順位確定後」と話しており、今後、来季へ向け布陣を整えていくことになる。

 ◆アレックス・ラミレス(ALEX・RAMIREZ)1974年10月3日、ベネズエラ生まれ。46歳。98年インディアンスでメジャーデビュー。01年に来日しヤクルト、08年から巨人、12年からDeNAでプレー。MVP2度、首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度、最多安打3度獲得。14年にBC群馬に入団も同年10月に現役引退。15年にはオリックスで巡回アドバイザー。16年からDeNA監督。19年に日本国籍を取得。NPB通算1744試合出場、打率3割1厘、380本塁打。180センチ、105キロ。右投右打。年俸1億円。

 ◆三浦 大輔(みうら・だいすけ)1973年、12月25日、奈良県生まれ。46歳。高田商から1991年ドラフト6位で大洋(現DeNA)入団。97年に最高勝率、05年に最優秀防御率と最多奪三振を獲得。16年に現役引退。19年からDeNA・1軍投手コーチ、今季から2軍監督。通算535試合172勝184敗、防御率3・60。右投右打。

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