【静岡】藤枝明誠がセンバツ目指し東海大会へ。打力で勝ち進む

長打力が魅力の藤枝明誠・川瀬
長打力が魅力の藤枝明誠・川瀬
1年生ながら3番を託された藤枝明誠・青木
1年生ながら3番を託された藤枝明誠・青木

 秋季東海地区高校野球大会が24日に三重で開幕する。12校で争われ、上位2校が来春センバツ当確となる。県王者の藤枝明誠は2回戦から登場し、25日に松阪商(三重2位)―岐阜第一(岐阜3位)の勝者と対戦(ダイムスタジアム伊勢)。昨年は準決勝で敗退し、初のセンバツに一歩届かなかった。1年生で唯一の一桁背番号となる7を託され、3番に座る青木廉征(れんせい)外野手を軸とした打線で“準決の壁”を乗り越える。

 1年前の屈辱を晴らす舞台がやってきた。藤枝明誠は昨年準決勝で中京大中京に5―12で8回コールド負け。その後、中京が神宮大会を制したことで今春センバツで東海地区に神宮枠が適用されたが、選ばれたのは同じく準決勝で敗れた加藤学園だった。当時グラウンドを共有する中等部にいた青木は「今年は絶対決勝に行く。先輩たちの分も頑張る」と声を張り上げた。

 今秋は県大会1週間前に腰を負傷。光岡孝監督(42)から「本番前にけがする選手に一桁は与えられない」と背番号17でスタートした。ギリギリで本番に間に合わせて3番に定着すると、4戦12打数4安打で3割3分3厘、チーム2位タイの6打点をマーク。「勝負強く走者を返せた」。指揮官も「変化球に柔らかく対応できる」と打撃センスを認め、東海大会から背番号は7に“昇格”した。

 「1年でこの番号をもらったからには責任がある」と青木。県5試合で総失策は1と守備は安定しているだけに、チーム打率3割8分5厘を誇る打線が鍵となるのは間違いない。不動の4番・川瀬譲二主将(2年)も「相手投手のレベルは1ランク上がる。甘い球をいかに仕留めるか」とポイントを挙げた。

 会場のダイムスタジアム伊勢対策として人工芝が敷かれた近隣校の室内練習場や、校外球場での連係プレーの確認も済ませた。共に勝ち上がれば、指揮官の母校でもある中京大中京とは決勝で“再戦”する。青木は「そこには特別な思いがあります」。同カードで昨年2打数無安打に終わった川瀬も「借りを返す」と短く誓った。(武藤 瑞基)

長打力が魅力の藤枝明誠・川瀬
1年生ながら3番を託された藤枝明誠・青木
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請