【今年も輝く杜の華】(1)城西大・福嶋摩耶「自分超え」で上位争いに挑戦

森尻主将(右端)を先頭にトレーニングに励む城西大のメンバー
森尻主将(右端)を先頭にトレーニングに励む城西大のメンバー

◆全日本大学女子駅伝対校選手権(25日、仙台市・弘進ゴムアスリートパーク仙台―仙台市役所前市民広場=6区間38.1キロ)

 全日本大学女子駅伝対校選手権は25日、仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台―仙台市役所前市民広場の6区間38・1キロで行われる。今回はオープン参加の石巻専大を含め25校が出場。スポーツ報知では注目校を3回にわたって紹介。第1回は過去2度の優勝を誇り、前回6位から上位進出を目指す26年連続27回目の出場となる城西大。

 若い力で上位争いをかき回す。城西大は前回、出場した4人のルーキーが活躍。1区で20位と出遅れながら、2~5区で順位を押し上げ、総合6位と2年ぶりのシード獲得を果たした。目標の5位には一歩届かなかっただけに、就任3年目の赤羽周平監督(41)は「今年は3位が目標。最低でも前回の順位を超えて5位は確保したい」と意気込んでいる。

 赤羽監督と、夫人で北京五輪トラック長距離代表の有紀子コーチ(41)の2人で就任5年目の22年に全国優勝を目指す「5か年計画」の途上だ。福嶋摩耶(2年)がチーム浮沈のカギを握る。9月の日本学生対校選手権5000メートルでは体調不良で途中棄権となったが、前回大会ではエース区間5区で8人抜きの力走を見せ区間3位。赤羽監督も「本番では100%を超える力を出せる」と期待を寄せれば、福嶋も「状態は良くなったので、去年の自分を超えるのが個人として最低目標」と力が入る。

 部員は学生スタッフ4人を含めて15人。数は少ないが、その分、結束力がチームの武器でもある。コロナ禍で4、5月は全体練習ができないなど影響は出たが、6月からは全体練習も再開。森尻真優主将(2年)は「大事にしたのはコミュニケーション。練習後のマッサージでペアを変えながら、みんなが話しやすいようにしました」という。大会が次々中止となる状況で、早い段階で「杜(もり)の都」に集中し、8月中旬からは蔵王や菅平でも合宿を行い、脚づくりに励んできた。「私たちは挑戦者。失うものはないつもりで走る」と福嶋。今持っているすべての力をぶつけて歓喜につなげる。(遠藤 洋之)

 ◆城西大 1965年創立。キャンパス所在地は埼玉・坂戸市。女子駅伝部は89年創部。全日本大学女子駅伝には90年に初出場し、95年以降は26年連続出場中。98、2000年の2度優勝。部員はマネジャー含め15人。主なOGは08年北京五輪長距離代表でコーチの赤羽有紀子さん。

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