バスケ・渡辺雄太、コロナ禍のNBA2季目は悔しさ残るも五輪へベストを尽くす…リレーコラム

渡辺雄太
渡辺雄太

 8月15日にプレーオフ進出決定戦で敗れ、私自身にとってのNBA2季目が終了しました。新型コロナウイルスの影響もあり、NBAは4か月以上も中断、また下部のGリーグは打ち切りで途中終了となりましたが、すごく成長は感じられたシーズンでした。

 Gリーグのハッスルでは成績がはるかに良くなり、NBAでもシュート確率は去年に比べて良くなっていました。ただ、だからこそ、もっとできたんじゃないかという悔しい気持ちもあります。2季目の間にグリズリーズと本契約を結ぶことを目指してやってきていたので、達成できなかったのは悔しいです。

 コロナ禍で再開したNBAでは約1か月間にわたり、ディズニー・ワールド・リゾートでの隔離生活も経験。正直、ストレスはありました。食事も自分が食べたいものを食べられることはなかなかなかったですし、生活面でも完全に隔離された状態で自由がありませんでした。ただ、安全面はやはり確保されていたと思いますし、実際に感染者はゼロ。NBAは、選手たちがコロナの恐怖心なくバスケに集中できる一番いい環境をつくってくれたので、思う存分、打ち込むことができました。

 延期になった五輪まで残り9か月。コロナで本当に大変な思いをしている方々がいる中で、延期になるのは当然だと思いましたし、残念という気持ちもありませんでした。1年延期になった分、今できることを最大限やって、来年の五輪までにさらに成長した姿を皆さんの前で見せることができたらと思います。

 ◆渡辺のNBA2季目スタッツ Gリーグは22試合出場で1試合平均17・2得点、フィールドゴール成功率は54・2%。昨季は同14・1得点、同43・4%。NBAでは18試合に出場して、フィールドゴール成功率は昨季の29・4%から44・1%に上がった。

 ◆渡辺 雄太(わたなべ・ゆうた)1994年10月13日、香川県出身。26歳。小1からバスケットボールを始める。香川・尽誠学園では2011、12年と全国高校選抜優勝大会で準優勝。14年9月に米ジョージワシントン大に進学し、NCAA1部で活躍。卒業後、18年7月にグリズリーズとツーウェー契約し、同年10月のサンズ戦で日本人2人目のNBAデビュー。両親も元代表選手。206センチ。

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