【GoToドラフト】最速153キロの明大・入江大生、ラストシーズンに開花

今年から明大のエースナンバー11を背負う入江
今年から明大のエースナンバー11を背負う入江

 今年から明大のエースナンバー「11」を背負う入江大生(22)の武器は、187センチの長身から投げ下ろす最速153キロの直球と切れ味鋭いスライダーだ。

 栃木・作新学院で高校3年夏に全国制覇を成し遂げたが背番号は「3」。エースの座を西武・今井達也に譲った。当時は打撃の評価が高く、一塁手として甲子園で3試合連続本塁打を放つなど、優勝に貢献したが「やっぱり投げたかった」と当時を振り返った。

 「必死でバットを振っていたので、当時は投手をやりたいとか、葛藤もなかったんです。けど大会後は、3年春まではエースだったのにな、とか、優勝できたのはうれしいけど、投げたかったなという思いが芽生えたんです」。明大へ進学後は投手一本で勝負した。

 しかし道のりは険しく、昨年までのリーグ戦通算成績は2勝5敗。8月に行われた春季リーグ戦も0勝1敗だった。しかし大学最後のシーズン、11日の法大戦でようやくリーグ戦初完投初完封勝利。「ほっとしましたね。(それまでは)力が入りすぎていたので脱力を意識しました。その結果、自分の投球ができました」。納得のいく投球が、やっとできるようになった。

 ドラフト会議まで1週間を切った。今年プロ入りした1学年上の先輩、広島・森下とDeNA・伊勢の活躍には刺激をもらっている。「(2人は)雲の上の存在ですけど、僕も負けていられない」。ラストシーズンで才能が開花した男は、指名を信じて運命の日を待つ。(灰原 万由)

 ◆入江 大生(いりえ・たいせい)1998年8月26日、栃木・日光市生まれ。22歳。作新学院高で2、3年夏に甲子園出場。3年夏に打者として全国制覇に貢献。侍ジャパンU―18代表に選出された。明大進学後は投手に専念し、通算35試合4勝7敗。187センチ、84キロ。右投右打。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請