函館ラ・サールが北海道第3代表で、3年ぶり花園切符

第3代表決定戦で快勝、3年ぶり花園に向け気勢を上げる函館ラ・サールチーム(左端が宇佐見監督)
第3代表決定戦で快勝、3年ぶり花園に向け気勢を上げる函館ラ・サールチーム(左端が宇佐見監督)

◇全国高校ラグビー南北北海道大会・第3代表決定戦(19日、帯広の森球技場)函館ラ・サール59(28-5、31-7)12

 今年の全国大会(12月27日開幕、大阪花園ラグビー場)が第100回の記念大会で、北海道から3校出場。南北準V校同士の第3代表決定戦が行われ、南の函館ラ・サールが北の遠軽に59―12で快勝、3年ぶり3度目の全国出場を決めた。

 18日の南大会決勝で、札幌山の手にノートライで大敗(3●47)した悔しさを晴らすように、ラ・サールフィフティーンが縦横無尽にピッチを走り回った。今季から指揮を執る宇佐見純平監督(39)は前日の敗戦後のミーティングで「もう一度、チームスローガン『Always Attack(攻め続ける)』の原点に戻ろう」と話し、リセット。この日は立ち上がりから、FW、BK一体となった怒とうの攻めを展開。今大会初先発したフランカー立石悠太朗(3年)が開始35秒、中央ラックから拾い上げ、50メートル独走トライ。「昨日、FW戦で完敗した悔しさを晴らしたかった」という先制トライが導火線となり、合計9トライの猛攻となった。チーム事情でFBで起用されてきた川村心馬(2年)も、今大会初めて本来のSOで先発、得意のランプレーでチームの攻撃を引き出した。

 宇佐見監督は、2010年に函館ラ・サール中ラグビー部監督に就任、02年からラ・サール高を指導してきた荒木竜平・前監督(56)=現・筑波大付坂戸高教諭=に師事。前監督から18日夜に電話で「ラ・サールの原点に立ち返って、いい試合を期待しています」と激励を受けていた。

 現3年生は、ラ・サール中時代、常勝だった全道中学で北嶺中に敗退。その一人、SH米重皓己主将(3年)は「自分たちが“最弱世代”と言われた悔しさを高校で晴らしたかった」という。昨秋の全道高校新人戦では準決勝で北嶺に雪辱(5〇3)も果たした。過去2回の花園はいずれも初戦敗退。宇佐見監督は「『花園で闘う』が合言葉。今後は接点でのプレーを強化、強豪にキバをむき、かみつく試合をしたい」と花園初勝利に闘志を見せた。(小林 聖孝)

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