【高校サッカー】北海が連覇へ前進。札幌第一を下し8強進出

前半25分、先制点を決めた北海FW寒河江(中央)
前半25分、先制点を決めた北海FW寒河江(中央)

◆サッカー 全国高校選手権北海道大会 ▽2回戦 北海3-1札幌第一(18日・札幌市東鴈来公園)

 2回戦8試合が行われた。昨年の決勝と同カードとなった北海―札幌第一は、北海がFW寒河江健人(3年)の前半25分の先制点を含む2ゴールの活躍で、3―1で勝利。リベンジを許さず、04、05年度以来2度目の連覇へ前進した。

 苦い経験を力に変えた。11年ぶりに出場した昨季の全国高校選手権。1回戦の高川学園(山口)戦で、寒河江は先発に抜てきされた。後半9分に先制された直後、ゴール前に侵入し右足で放ったミドルは左ポストに阻まれ、そのまま0―1で敗戦。「自分が決めていればといつも思い出す程、悔しい」と決定力にこだわってきた。札幌地区予選から全4戦で複数得点を挙げ計9ゴール。「毎試合、自分の得点で勝たせる」。誓いを体現できる存在に成長した。

 大会1週間前、MF井波勇太(3年)が左膝を骨折し、全治3か月と診断された。「絶対全国に連れていこうと話している」と寒河江は言った。声を出す応援は禁止のため、控えの3年生7人は、大会前に豊平川の河川敷で応援歌を収録。試合前練習で流し、選手は気持ちを高ぶらせてきた。「今年、あの舞台で勝つ事が、みんなへの恩返しになるから」。寒河江の視線は、2年連続の全国舞台に向けられている。

(砂田 秀人)

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