【高校ラグビー】旭川龍谷が逆転で3年連続5度目の花園へ。

初の3連覇を達成し喜ぶ旭川龍
初の3連覇を達成し喜ぶ旭川龍

◆全国高校ラグビー北北海道大会 ▽決勝 旭川龍谷31-28遠軽(18日・帯広の森)

 北決勝が行われ、全国高校ラグビー(12月27日開幕、花園ラグビー場)出場校が決まった。2年連続同一カードの北大会は、旭川龍谷が遠軽に31―28で逆転勝ちし、初の3連覇。1回戦で大けがを負い離脱したフランカー能祖(のそ)陸斗(3年)の弟でウィングの旺佑(おうすけ、2年)が2トライ(T)の活躍で5度目の優勝に導いた。今年度は記念大会のため、北海道から3校が出場。この日敗れた遠軽は19日の第3代表決定戦で函館ラ・サールと対戦する。

 ベンチから、足にギプスを巻いた姿で声をからす兄の声に、弟・旺佑だけでなく仲間たちも魂のアタックで応えた。26―28の劣勢で迎えた後半20分、敵陣左22メートルラインアウトから内に返したパスをフッカー工藤凌平(3年)が一気に持ちこみ逆転T。昨年の決勝(対遠軽、7〇0)でも決勝Tを決めた“ラッキーボーイ”は「サインプレーが決まりました。能祖の声は聞こえていたし、絶対勝利を贈りたかった」と口にした。

 陸斗は1回戦で右膝前十字靭帯(じんたい)断裂の大けがを負い、離脱。兄の背番号を腕に書き戦いに臨んだ仲間たちと共に、旺佑も左腕に「兄のために」と記し出場した。14―21で迎えた後半8分。味方からパスを受けると、90メートルを独走T。キックも決まり同点に持ち込んだ。「兄に憧れて始めたラグビー。勝利で恩返しをしたかった」という旺佑は、11分にも連続T。NO8妻鳥修平(2年)も左足故障で離脱中のチームを率いる小西良平監督(43)は「仲間を思う気持ちが結束力を高めた」と話した。

 昨年度の花園は初戦敗退。以後週4回の筋トレでスタミナを付けながら「立ち膝レスリング」なども取り入れ、コンタクトプレーも強化してきた。FB藤平哲成主将(3年)は「これで初の3連覇。次は、一丸で花園勝利を目指したい」。79年1回戦(対長崎・諫早農、24〇16)以来、41年ぶりの初戦突破を目指す。

(小林 聖孝)

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