【川崎】J1新記録の11連勝 MF中村憲剛が2点演出

アシストした中村はジェジエウ《4》に飛びついて喜んだ(カメラ・宮崎 亮太)
アシストした中村はジェジエウ《4》に飛びついて喜んだ(カメラ・宮崎 亮太)
川崎の今季成績
川崎の今季成績

◆明治安田生命J1リーグ第23節 川崎3―0名古屋(18日・等々力陸上競技場)

 首位の川崎は名古屋を3―0で下し、同一シーズンでの90分制ではJ1新記録となる11連勝を飾った。前半44分にルーキーMF三笘薫(23)が今季11点目の2試合連続ゴールで先制すると、後半にはMF中村憲剛(39)がDFジェジエウ(26)の2得点をアシスト。前回10連勝で止められた相手にリベンジを果たした。浦和FW興梠慎三(34)は仙台戦で2得点し、J1歴代4位タイの通算154得点目をマーク。チームは6―0で圧倒し、ホームで6試合ぶりに勝利した。

 狙い通りの軌道だった。1点リードの後半12分、FKのキッカーを務めた中村は、柔らかいボールをジェジエウの頭に合わせた。「柔らかいボールで彼のジャンプ力を生かした方が良いと思って蹴りました」。今季初アシストを記録すると、同20分にもCKから再びジェジエウの得点を演出。大黒柱が、同一シーズンでの90分制ではJ1新記録となる11連勝に導いた。

 名古屋にリベンジを果たした。10連勝中だった8月23日の対戦で0―1で敗戦。試合後、鬼木達監督(46)は「自分たちの記録を自分たちで超えよう」と呼びかけた。くしくも前回と同じ10連勝で迎えたこの日は、指揮官が「戸田コーチを中心にしっかり練ってくれた」と感謝したように、狙い通りセットプレーから3得点。守備陣も3戦連続無失点で完勝を収めた。

 今回の連勝は中村から始まった。2試合勝ちがない中で迎えた8月29日の清水戦。左膝前十字じん帯損傷の大けがから10か月ぶりにメンバー入りすると、途中出場で復帰ゴールをマーク。5―0の大勝に貢献した。主将のDF谷口が「あの年齢であれだけの大けがから復帰するのは簡単ではない。僕たちは彼の背中を見続けてきたし、学んできた」と振り返るように、大ベテランの復帰でチームは息を吹き返した。

 この日も今季3度目の先発を果たすと2アシストの活躍。指揮官は「ビッグゲームで彼の存在は大きかった」と信頼を寄せた。前半44分に今季11点目を挙げた三笘ら若手が力を発揮できるのも、チームを支える39歳の存在があるからこそだ。

 これで2位・C大阪とは勝ち点17差。「この連勝はスタッフ含めチーム全員の総力のおかげ。一つ一つ積み上げていきたい」と中村。残り10試合、2年ぶりの優勝へのカウントダウンが始まった。(井上 信太郎)

 ◆J1の連勝記録メモ シーズンをまたいでの連勝は、鹿島の1998年第2ステージ(S)5節から99年第1S3節までの16連勝が最長記録。Vゴールが廃止されて90分制になった2003年以降では、鹿島が07年第26節から08年第5節まで記録した14連勝が最長。ちなみに川崎は、J2では04年第8節から第17節までにも10連勝を記録した。

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