水谷隼、7か月半ぶりの実戦に「サーブを出す時は手が震えるような感覚があった」

明大との試合後、取材に応じた水谷隼
明大との試合後、取材に応じた水谷隼

 卓球男子で東京五輪代表の水谷隼(31)=木下グループ=18日、都内で母校・明大卓球部の創部90周年を記念した「ドリームゲーム」にOBオールスターの一員として出場し、現役学生と5シングルスの団体戦で対戦した。

 水谷はチームが2勝2敗で迎えた第5試合に登場した。3月上旬のカタール・オープン以来、7か月半ぶりの実戦で「(1球目の)サーブを出す時は手が震えるようないつもと違うような感覚があった」。ブランクを感じる場面もあった中で、1月の全日本選手権を制した宇田幸矢(1年)の攻めのプレーに押され、0―3の完敗。「なかなかいいプレーもできずに防戦一方で負けてしまった。ここまでボコボコにやられると逆に自信がなくなる」と苦笑いで振り返った。

 ただ、コロナ禍で1か月半ほど練習ができなかった期間もあり、「徐々に試合慣れしていけばいい」と焦りはない。9月14日のTリーグのオールスター戦は体調不良で欠場したが、1週間ほどで復帰。所属先での練習では実戦形式の練習も増やしているという。

 ただ、勝敗以上に試合を経験できた意味は大きい。「今日のような素晴らしい試合ができて、僕たち選手はとてもうれしく思っています。この半年間、全然試合がなくてなかなか卓球のモチベーションを維持するのが難しかったけど、今日試合をしてみて改めて卓球って好きだな、楽しいなって気持ちになりました」。卓球部の児玉圭司総監督ら開催に向けて尽力した関係者への感謝を込めた。

 11月には国際大会も中国で再開される。水谷はITTFファイナルに招待されていたが、現地での隔離などによる調整への影響も考慮し、不参加を決めた。同時期に3季目が開幕するTリーグに出場する意向を示し「Tリーグで宇田選手とやる可能性もある。そこで勝てば自分が成長した証しになるので、めげずに頑張りたい」と前を向いた。

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