明大が五輪代表の水谷隼、丹羽孝希擁するOBオールスターを撃破 卓球部90周年記念試合

OBオールスターに勝利した明大卓球部のメンバー
OBオールスターに勝利した明大卓球部のメンバー

 多くの日本代表選手や全日本王者を輩出した名門・明大卓球部が18日、都内でOBオールスターと対戦した。創部90周年記念試合「ドリームゲーム」と銘打ち、5シングルスの団体戦で争われ、学生チームが東京五輪代表の水谷隼(木下グループ)丹羽孝希(スヴェンソン)を擁するOBチームを3―2で破った。

 OBは水谷、丹羽に加えて世界選手権団体戦代表の森薗政崇(BOBSON)、Tリーグでプレーする神巧也(T.T彩たま)、平野友樹(協和キリン)の5選手で構成される豪華な布陣だった。コロナ禍でここまで団体戦を経験できていなかった学生チームは第1試合で西康洋(3年)が0―2で平野に敗れ、苦しいスタートとなった。

 だが、第2試合で宮川昌大(1年)が昨季のTリーグ最多勝の神に2―1で逆転勝ち。「自分の憧れの選手でもあったので、正直勝てるとは思ってなかったけど、負けても自分のプレーをしようと考えた」。ルーキーが流れを変えると、5ゲーム制となった第3試合では4年生の龍崎東寅が森薗と対戦。「格上の選手と試合をする時は1ゲーム目を取らないときつい」と出足から積極的なプレーを見せ、3―2で世界選手権代表から勝利を挙げた。

 第4試合では1年生の戸上隼輔が丹羽に挑んだ。1月の全日本選手権準々決勝ではストレート勝ちを収めていたが、この日は2ゲームを先取されたことが響き「流れの中で立ち直れなかったのが最後に出た」とフルゲームで競り負けた。

 2勝2敗となった第5試合で、チームを勝利に導いたのは全日本王者の宇田幸矢(1年)だ。全日本選手権を10度制した水谷を強気のフォアハンドなど攻めのプレーで圧倒し、3―0の白星。「強い選手なので思い切って自分のプレーをやり通すことを考えた。自分の持っているパワーを出し切ることができて、勝つことができて本当に良かった。この経験を生かしてTリーグやワールドツアーでどんどん上を目指して頑張りたい」と胸を張った。

 今回のドリームゲームはコロナ禍で大会の中止が相次ぐ状況で学生生活の思い出やモチベーション向上につながることを期待して企画され、Youtubeでもライブ配信された。宇田や戸上ら将来の日本代表を担うことが期待される若き力が偉大なOBとの貴重な真剣勝負の場を生かし、苦境に負けない姿を見せた。

 ▽学生3―2OB

西康洋 0―2平野友樹

宮川昌大2―1神巧也

龍崎東寅3―2森薗政崇

戸上隼輔2―3丹羽孝希

宇田幸矢3―0水谷隼

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