福島由紀&広田彩花のフクヒロペア、4連敗中のナガマツに雪辱V

女子ダブルスで優勝した福島(右)、広田組(バドミントンフォト提供・共同)
女子ダブルスで優勝した福島(右)、広田組(バドミントンフォト提供・共同)
決勝でプレーする永原(左)、松本組(バドミントンフォト提供・共同)
決勝でプレーする永原(左)、松本組(バドミントンフォト提供・共同)
ナガマツペアとフクヒロペアの比較
ナガマツペアとフクヒロペアの比較
広田彩花・福島由紀ペア
広田彩花・福島由紀ペア

◆バドミントン デンマーク・オープン最終日 ▽女子ダブルス決勝 福島、広田2―1永原、松本(18日・オーデンセ)

 女子ダブルス決勝で、第1シードの福島由紀(27)、広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)が、第2シードの永原和可那(24)、松本麻佑(25)組(北都銀行)を21―10、16―21、21―18で下して優勝。今年3月の全英オープンに続き、ツアー2連勝を飾った。女子シングルス決勝では、第2シードの奥原希望(25)=太陽ホールディングス=が、16年リオ五輪女王のC・マリン(スペイン)をストレートで下し、18年11月の香港OP以来となるツアー制覇を果たした。

 1時間11分の熱戦は、あっけなく幕切れを迎えた。最終ゲームの20―18。松本がサーブをネットにかけて天を仰ぎ、4連敗の宿敵に雪辱したフクヒロの表情はホッと緩んだ。広田は「日本に帰ったら、何かおいしいものを食べてお祝いしたい」。表彰式は新型コロナ感染防止のため、プレゼンターが運んできたトレーに載ったメダルを自分で首にかける異例の形。ツアー2連勝の味を少し戸惑いながらかみしめた。

 第1ゲームは9―8から、一気の10連続ポイントで流れをつかんだ。広田が前衛で積極的にラケットを振り、攻撃が持ち味のナガマツペアに強打を出させない。最終ゲームは「我慢強く、落ち着いて自分たちのペースでやろうと話し合った」と福島。20―15からは111回のラリーの末に得点を許し、4点差に迫られても動じない。18、19年世界選手権決勝で2連敗した強敵を粘り勝ちで退けた。

 巧みなローテーションで相手の隙を突く強みは、円熟味を深める。福島は「自分たちは(お互いに前衛と後衛を)両方できるのがいい」。広田も「コート内のカバー力がたけている。思い切って前に突っ込んでも、カバーしてくれる安心感がある」と福島への信頼を口にする。今大会は中国、韓国など強豪が不参加ながら、優勝は何よりの弾みになるだろう。

 今後は12月の全日本総合選手権を経て、来年1月にはツアーも本格的に再開。五輪本戦へ、ライバル国もコロナ期間中に強化した姿を披露してくる。16年リオ五輪のタカマツペアに続く金メダルへ、再開初戦のタイトルは文字通り出発点だ。

女子ダブルスで優勝した福島(右)、広田組(バドミントンフォト提供・共同)
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