春風亭柳昇生誕百年記念公演に一門集結 春風亭昇太は師匠作「日照権」にチャレンジ

「春風亭柳昇生誕百年記念公演」を行った春風亭昇太(前列左から5人目)昔昔亭桃太郎(同6人目)、春風亭小柳枝(同7人目)ら柳昇一門
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」を行った春風亭昇太(前列左から5人目)昔昔亭桃太郎(同6人目)、春風亭小柳枝(同7人目)ら柳昇一門
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」で「日照権」を口演する春風亭昇太
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」で「日照権」を口演する春風亭昇太
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」で「寄席の踊り」を披露した(左から)瀧川鯉橋、春風亭小柳、春風亭柳好、春風亭伝枝、春風亭愛橋
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」で「寄席の踊り」を披露した(左から)瀧川鯉橋、春風亭小柳、春風亭柳好、春風亭伝枝、春風亭愛橋

 「春風亭柳昇生誕百年記念公演」が18日、東京・武蔵野公会堂で行われた。2003年に亡くなった春風亭柳昇さんの100回目の誕生日に、一門が勢ぞろい。昔昔亭桃太郎(75)、瀧川鯉昇(67)、春風亭昇太(60)らの直弟子からひ孫弟子まで38人が集まった。

 現在、真打ち昇進披露興行中の柳昇さんの孫弟子にあたる昔昔亭A太郎(42)、瀧川鯉八(39)も出演。その後、療養中の春風亭小柳枝(84)が車いす姿で顔を見せると、孫弟子がトークショーで柳昇さんの思い出話を繰り広げた。

 直弟子の春風亭柳好(53)は柳昇さんが将棋が好きだったことに触れ、師匠が得意とした「雑俳」を披露。昇太は師匠・柳昇の思い出をマクラに「師匠の新作はものすごい難しいんです」と言いながら師匠の新作落語「日照権」に初めて挑戦するなど、記念日を祝った。

 鯉昇が「粗忽の釘」で爆笑を誘うと、トリでは桃太郎は「結婚相談所」を口演。石原裕次郎の曲から最後はルイジアナ・ママを熱唱すると、弟子ら出演者が高座に乱入しツイストを踊る寄席での“おなじみの光景”でお祭りのフィナーレを飾った。

 終演後、昇太は「久しぶりに一門が集まって、師匠の存在はありがたいもんだと思いました」と笑顔を見せた。「(舞台袖で見ていて)全員がやり方が違う。ここが柳昇一門の特徴。オリジナルなことをやる。芸を受け継ぐことはなかなか難しいけれど、その精神はみんな持っている」とそれぞれが柳昇さんのエキスを受け継いでいる一門の特徴を語った。

 この日は入場制限も緩和され、満員の350人の観客が集まった。地方営業で欠席となった弟子は場内アナウンスで“声”で参加した。昇太は「仲がいいんですね。師匠の教えだし、一門の雰囲気もいつもいいんです」と語るように一門の結束力の強さを見せた。

 企画した瀧川鯉朝(52)は「2年前から、この日のために準備をしてきました。師匠が死んでから名前が残ることが出来れば、師匠孝行になる」と感慨深げに振り返っていた。

「春風亭柳昇生誕百年記念公演」を行った春風亭昇太(前列左から5人目)昔昔亭桃太郎(同6人目)、春風亭小柳枝(同7人目)ら柳昇一門
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」で「日照権」を口演する春風亭昇太
「春風亭柳昇生誕百年記念公演」で「寄席の踊り」を披露した(左から)瀧川鯉橋、春風亭小柳、春風亭柳好、春風亭伝枝、春風亭愛橋
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