永原和可那、松本麻佑のナガマツが決勝進出…フクヒロとの日本勢対決は“五輪前哨戦”だ

福島由紀(手前)と広田彩花
福島由紀(手前)と広田彩花
ナガマツの国際大会での直近のフクヒロ戦
ナガマツの国際大会での直近のフクヒロ戦

 ◆バドミントン デンマーク・オープン第5日 ▽女子ダブルス準決勝 福島、広田(丸杉Bluvic)2―0ブッシュシュルツ(デンマーク)(17日・オーデンセ)

 女子ダブルス準決勝で、第2シードの永原和可那(24)、松本麻佑(25)組(北都銀行)が、第4シードのG・ストエバ、S・ストエバ組(ブルガリア)を21―17、21―8のストレートで下し、決勝に進んだ。第1シードの福島由紀(27)、広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)も、C・ブッシュ、A・シュルツ組(デンマーク)に21―18、21―6のストレート勝ち。決勝では日本勢対決が実現することになった。各種目の決勝は18日に行われる。

 コンビネーションがさえた。永原・松本のナガマツペアは、終盤まで競り合った第1ゲームを奪うと、もう止まらない。第2ゲームは相手に8点しか許さず、計35分間で終止符を打った。松本は「相手がパワフルで、レシーブがうまいのは分かっていた。自分たちの戦術をうまく活用できるように、忍耐強くプレーして試合をコントロールしたのがうまくいった」と手応えを口にした。

 コロナ禍で試合から遠ざかった3月からの7か月は、東京五輪の頂点のために自分たちを見つめ直す期間になった。永原は「強打の相手にレシーブで引いている部分があった。攻めにつながる展開をもっとレシーブから作りたい」と課題意識を持ち、修正に取り組んだ。国際試合再開初戦の今大会、福島・広田のフクヒロペアとナガマツ以外の世界ランクトップ10が参戦を見送ったとはいえ、全3試合を貫禄のストレート勝ち。18~19年世界選手権2連覇の力を、さらに高めつつある。

 決勝も、またとない舞台が整った。第1シードのフクヒロも地元のデンマーク組を破って順当に勝ち上がり、女子複では日本勢同士の頂上決戦が実現することになった。永原は「日本のペアとやるのは久しぶり。試合を楽しんで、最善を尽くしたい」。3月の全英オープンに続くツアー連勝がかかるフクヒロの広田も「最善のプレーをし続けるために、(福島と)一緒に準備をしていきたい」と決戦を見据えた。

 ともに東京五輪出場を確実としている両ペア。直近の対戦では、ナガマツが4連勝中。18、19年世界選手権決勝でも当たり、ナガマツが2連勝している。来夏の五輪本番でも、決勝のカードとなる可能性も十分ある顔合わせ。激しい国内のライバル関係が、16年リオ大会のタカマツ(高橋礼、松友)に続く五輪制覇への原動力となる。

 ◆女子シングルス奥原も決勝進出リオ女王と対決

 女子シングルス準決勝では、第2シードの奥原希望(25)=太陽ホールディングス=が、第4シードのミシェル・リー(カナダ)に21―10、21―7で完勝した。決勝では、16年リオ五輪女王のC・マリン(スペイン)と対戦する。男子シングルス準決勝に臨んだ第6シードの西本拳太(26)=岐阜県協会=は、第7シードのR・ゲムケ(デンマーク)にストレートで敗れ、決勝進出を逃した。

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