【広島】森下暢仁 9勝スルリ G戸郷との新人王争い続く…7回1失点もリリーフ炎上 勧誘してくれた「柳さんと投げ合えて良かった」

8回、ベンチから戦況を見守る森下
8回、ベンチから戦況を見守る森下

◆JERAセ・リーグ 広島2―5中日(17日・マツダスタジアム)

 尊敬する先輩との投手戦では“判定勝ち”したが、ベンチの継投策が裏目に出て自身の9勝目は消えた。それでも森下は新人王にふさわしい男であることを投球内容で示した。MAX152キロの速球とチェンジアップ、カットボールを操り、好調の中日相手に7回を5安打1失点、8三振に抑えた。

 投げ合った中日・柳は明大の3学年先輩で、ともにエース兼主将。森下が大分商3年のとき、明大・善波達也監督(当時)らとともに大分へ足を運び勧誘したのが柳だ。入学後、1年間は選手寮の同部屋で暮らし、将来のエースとリーダーの在り方を学んだ。この日は「自分の事に集中して柳さんは見ていない」と余裕がなかったが「柳さんと投げ合えて、明大に入って良かった」という感謝の言葉も。バットでも2回、柳から右翼線二塁打を放った。

 9勝目は逃したが、新人王を争う巨人・戸郷と同じ8勝。この日で規定投球回に達した上で、防御率は2・21。奪三振数は112とし、戸郷の2・76、85奪三振を上回っている。「勝つことだけを考えていきたい」と話したが「戸郷の報道は見てる?」の問いには「ハイ」。一生に一度の栄誉へ、右腕を振るだけだ。(須貝 徹)

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