松本穂香「何度も下がり眉の練習をしました」に奈緒サムアップ、役柄超えた友情

鏡開きを行った(左から)若村麻由美、小関裕太、松本穂香、奈緒
鏡開きを行った(左から)若村麻由美、小関裕太、松本穂香、奈緒

 女優の松本穂香(23)が17日、東京・丸の内TOEIで行われた主演映画「みをつくし料理帖」(角川春樹監督)の公開記念舞台あいさつに出席。共演の奈緒(25)らと物語に登場する白狐(びゃっこ)を意識したお面と衣装で登場した。

 松本演じる料理人の澪と奈緒演じる野江の友情を描いた時代劇。劇中で親しみを込めて「下がり眉」と呼ばれる松本は「元々、私は下がり眉ではないので、台本で見る度に不安になっていました。鏡の前で何度も下がり眉の練習をしました。表情で何とか下がり眉にできないかなと眉毛を動かしていました」と役作りの苦労を明かした。

 「うまくできたかな」と不安そうな表情を浮かべると、奈緒が笑顔でサムアップポーズを決めて太鼓判。役柄さながらの絆を見せて会場を和ませた。コロナ禍を乗り越えて無事に公開を迎えたことに松本は「目の前に映画を見た方々がいて、ドキドキして、うれしい気持ちでいっぱいです」と観客に感謝した。

 幼い頃に大洪水で澪と生き別れ、吉原の花魁(おいらん)として「あさひ太夫」と名乗る野江を演じた奈緒は「太夫の役は憧れだったので、焦りやプレッシャーがあった」と告白。角川監督から「言葉にできない気持ちを目で伝えてほしい」と言われ、苦労したという。あさひ太夫に食事を提供する又次を演じた中村獅童(48)は「テストの時に『それが本気なのか!』という監督の怒鳴り声が聞こえて『これはヤバい』と思って、本気でやりました」と明かした。

 撮影から約1年。松本は逆境を乗り越え、健気(けなげ)に料理の道を極めようと努力する澪について「人の真っすぐな姿勢に感銘を受けながら、頑張って追い付きたいなと思った。澪の仕事に対する姿勢は、どんな人にも感じてもらえるものがあると思います」とアピールしした。

 「犬神家の一族」(1976年公開、市川崑監督)以来、73本の映画を世に送り出した角川監督にとっても特別な作品になった。「今まで、スタッフ、キャスト一丸となって映画を作りました、という言葉をよく聞きましたが、それウソですから。今回、初めてそれを感じました。最も愛着があって、現場を離れることが、とてもさびしくて、2か月間、この映画の夢を毎晩見ました」。俳人としての顔も持つ角川監督は「映画といふ 祭はじまる 鷹の天」と俳句を披露。「映画はお祭りであり、鷹は、めでたいことの象徴ですから」と説明した。

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