ウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカを裏切りCHAOS脱退を宣言「俺が中心になって新しいユニットを立ち上げる」

破ったオカダ・カズチカを足蹴にして勝ち誇るウィル・オスプレイ(新日本プロレス提供)
破ったオカダ・カズチカを足蹴にして勝ち誇るウィル・オスプレイ(新日本プロレス提供)

◆新日本プロレス「G1クライマックス30」大会 ▽G1クライマックスAブロック公式戦30分1本勝負 〇ウィル・オスプレイ 6勝3敗=勝ち点12(17分04秒 ストームブレイカー→片エビ固め)オカダ・カズチカ 6勝3敗=勝ち点12●(16日、東京・両国国技館、観衆2863人)

 完全復活を狙ったオカダ・カズチカ(32)だったが、19キロ増量して完全にヘビー級仕様となった弟分・ウィル・オスプレイ(27)との「CHAOS」同門対決に敗れ、ブロック敗退となった。

 自身が英国で惚れ込み、新日にスカウトしたのが、オスプレイ。過去の対戦成績も4戦全勝と圧倒も、この日はゴングと同時に場外へのケブラータなど、いきなり攻勢に出た“かわいい後輩”に追い詰められた。

 さらに場外へのトペ・コンヒーロ、コーナーポストからの後頭部へのエルボー、ドロップキックを受け止めてのライガーボムと大技を畳みかけられたオカダだったが、ドロップキックからのツームストンパイルドライバーを決めると、新必殺技・マネークリップで絞め上げ、スタミナを奪う。

 最後にオスプレイのストームブレイカーをかわし、ローリング・ラリアットからのマネークリップでギブアップ寸前に追い込む場面もあったが、突然、オスプレイのガールフレンドの「スターダム」所属の女子レスラー・ビー・プレストリー(24)が現れ、レフェリーの注意をそらす。

 そのすきに英国留学を終えたグレート―O―カーン(岡倫之=29)が乱入。オカダをアイアンクロースラムでリングにたたきつけると、フラフラのオカダにオスプレイがストームブレイカーを決め、3カウントを強奪した。

 最後はリングに横たわるオカダの後頭部にヒドゥンブレイドをたたき込み、失神させる暴挙に出たオスプレイ。兄貴分を大舞台で完全に裏切った男はバックステージで「驚いたか? ショックだったか? 俺はもう、ずっと長いこと、オカダを倒す準備はできていた」とニヤリ。

 「2番目でいる気持ちがお前らに分かるか? 俺はずっと、あいつの影に隠れてた。俺が素晴らしい試合をしても、いつだってスポットライトを浴びるのはオカダだった。オカダはブシロードと新日本の顔だ。でも、俺だってあいつに全く引けをとってない。今こそ変化の時だ。ここでみんなに改めて紹介させてもらおう。イギリスのレスリングシーンを支配し、凱旋帰国したばかりの無敗の男、ザ・グレート―O―カーン! 2年間ぶりに新日本マットに戻ってきた。さぁ、言いたいことを全部言ってくれ。」とO―カーンを紹介した。

 O―カーンは「見れば分かるだろ! 侵略開始だ」とポツリ。

 オスプレイは「それから、もう1人、紹介させてくれ。彼女のことを見たことがあるファンも多いだろう。美しいだろう? でも、彼女はダンサーじゃないぞ。彼女は外国人選手で唯一、週プロのトップテン女子選手のランキングに入った過去にはスターダムのタッグ王者だった。俺がG1で戦っている間、彼女はスターダムのマットを支配した。ワールド・オブ・スターダムのベルトも手にしたことがある。そして、今現在、SWA世界王者だ。俺の美しいガールフレンド、ビー・プレストリーだ」と今度はビー・プレストリーを紹介。

 プレストリーは「私のボーイフレンド・オスプレイは新日本トップのレスラー。いや、正確には世界トップのレスラーよ。そして強い男の後ろには必ず、強い女がいるものよ」と笑顔。

 オスプレイは「ここで正式に言わせてもらおう。俺はもう、CHAOSのメンバーじゃない!」とCHAOS軍脱退を宣言。

 「オカダに尽くすのなんて、もうまっぴらごめんだ! 俺が中心になって新しいユニットを立ち上げる。よく見ておけよ。少しずつ、でも、確実に俺の帝国を築く。俺たちはスタートを切ったばかり。興味があるレスラーは俺に連絡してくれ」と新ユニット結成を宣言していた。(中村 健吾)

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