【高校ラグビー】遠軽、花園に王手…ゲーム主将・如沢海流が37得点の大活躍

富良野戦で75点目のトライを決める遠軽のセンター如沢
富良野戦で75点目のトライを決める遠軽のセンター如沢

◆全国高校ラグビー北北海道大会第2日 ▽準決勝 遠軽82(35―7、47―0)7富良野(16日、帯広の森球技場)

 南北準決勝を行った。北の遠軽は富良野に82―7で大勝し、2年連続決勝進出。北見支部決勝(9月29日)でNO8佐藤大輝(ひろき)主将(3年)が脳しんとうを起こし、規定で今月18日まで出場出来ない中、ゲーム主将を務めたセンター如沢海流(じょざわ・かいる、3年)が37得点の大活躍で貢献。旭川龍谷は芦別を38―7で破り、初の3連覇に王手。南は、函館ラ・サールが函館工に15トライ、89―0の猛攻で9年連続決勝進出。3連覇を狙う札幌山の手も小樽潮陵に57―3で快勝した。決勝は18日に同会場で行われる。

 遠軽の代理主将が、抜群のリーダーシップを発揮した。今年も伝統の強力FWは健在。「FWの縦突進に合わせ、パスを受けたら自分のスピード、フィジカルの強さを生かしゴールに迫ろうと思った」と如沢。開始2分、敵陣ゴール前右ラックから展開、パスを受けた如沢が、インゴールに飛び込み先制トライ。コンバージョンキックも自身で決めると一気に乗った。その後も2トライを追加、コンバージョンも12本中11本決め37得点の活躍で仲間を乗せた。

 如沢自身も9月の練習試合で左足小指を骨折し、支部予選を欠場する試練を味わった。「みんなにカバーしてもらった分、今度は佐藤(大)の穴を少しでも埋める働きをしたかった」という。昨年は決勝で旭川龍谷に0―7で敗退。悔しさを糧に筋力強化と食育でパワーアップを図り、体重は1年前から10キロ増え80キロに。突破力もアップした。

 佐藤大主将に代わりNO8に入った目時有斗夢(めとき・あとむ、2年)も「佐藤(大)先輩のように縦突進とタックルで貢献したかった」と3トライの活躍。親が「鉄腕アトムのように、困った人を助けてほしい」と名付けた思いを実践した。

 “打倒・旭川龍谷”を目指し、今年は札幌山の手と8月にニセコで合同合宿、9月に一緒に岩手遠征、今大会直前にもミニ合宿を張り強化。石崎真悟監督(42)は「主将の穴を全員で埋め、初戦の60点から、今日は75点の内容。決勝は100点の戦いをし、優勝を目指したい」と5年ぶりVへ闘志を見せた。(小林 聖孝)

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