仙台、4年ぶり初戦突破 165センチSG斎藤龍之介「身長低いからこそできるバスケ」

仙台のSG斎藤は4本の3点シュートを沈めた(カメラ・長井 毅)
仙台のSG斎藤は4本の3点シュートを沈めた(カメラ・長井 毅)
仙台の12番・三又は鋭いドライブからレイアップシュートを放つ
仙台の12番・三又は鋭いドライブからレイアップシュートを放つ

◆バスケットボール 全国高校選手権 宮城県予選本大会 ▽Aブロック2回戦 仙台91―80石巻(16日、気仙沼市総合体育館)

 男子の本大会が開幕した。Aブロックで過去19度の優勝を誇る名門・仙台が11本の3点シュートを決めるなど、91―80で石巻を下し、16年以来となる初戦突破を果たした。17日のブロック代表決定戦に進んだ。AからCの各ブロックを勝ち抜いた3チームが18日の決勝リーグ戦に出場し、優勝校がウインターカップ(WC、12月・東京)の切符を得る。

 試合終了のブザーが鳴り響いた。スタンドからの拍手を浴びた仙台の選手たちは仲間とハイタッチをかわし、4年ぶりの白星の味をかみ締めた。チーム最多20点を挙げたSG大堀諒太主将(3年)は「最近は勝てていないのは知っていたのでうれしい」と破顔一笑だ。

 陰で支えてくれた先輩にささげた1勝でもあった。今年に入り、約200人が所属するOB会の寄付で10年ぶりにユニホームを新調した。99年と00年のWCで全国制覇した伝統の赤色の配色を基調としつつ「SENDAI」の文字は現代風にデザインされたものだ。就任2年目で99年のWCでVメンバーだった佐藤達哉ヘッドコーチ(39)は「いろんなOBの方々が練習に来てくださったり、環境は恵まれている」と感謝を口にする。

 第1クオーター(Q)は11―23と追いかける展開となったが、第2Q中盤に速攻でゴールを奪った直後からオールコートプレスで流れを呼び込み、逆転勝ち。第3Qから途中出場し3本の3Pを含む13点をマークしたSF三又麗(1年)は「1年生なのでプレーで足を引っ張らないように」と全力で結果を残した。

 同校OBでB2仙台89ERSの志村雄彦社長(37)に憧れを抱く165センチのSG斎藤龍之介(3年)は3P4本を含む16点でけん引。「昔の先輩たちと違って自分たちは身長が低いですけど、身長が低いからこそできるバスケットを心掛けている。仙台高校が(昔のように)返り咲くようなプレーをしたい」と言い切った。17日は第1シードの東北学院が相手。強豪撃破で新たな歴史を刻む。(長井 毅)

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