【岩手】花巻東がサヨナラ勝ちで角館下しベスト8

角館の武田(右)に駆け寄る花巻東の菱川
角館の武田(右)に駆け寄る花巻東の菱川

◆高校野球秋季東北大会 ▽2回戦 花巻東2-1角館(15日・仙台市民)

 2回戦4試合が行われ、ベスト8が出そろった。花巻東は9回1死満塁から、佐藤史弥右翼手(2年)の犠飛で角館に2―1でサヨナラ勝ちした。16日は休養日で試合はなく、準々決勝4試合は17日に行われる。

 1―0の8回から登板した最速147キロのエース右腕・菱川一輝投手(2年)は、「野手に助けられた」と振り返り、サヨナラを決めた仲間に感謝した。

 4番三塁で先発出場し、登板前の7回はネクストバッターサークルに入っていた。投球練習が不足していたことと1点リードでの登板による緊張から、角館の先頭打者・武田拓海投手(2年)に死球を与えた。相手のエース右腕がうずくまる姿に動揺。「(ベンチで)武田くんが泣いているのを見て、大丈夫かなと…」。不安は野手にも伝染し、失策も絡んでこの回1点を奪われ同点とされた。

 8回が終わると、ベンチからマウンドへ向かう武田の元へ走り、「大丈夫か」と声をかけた。武田が「大丈夫だ」と笑うと、肩の力が抜け、最終回は再び真剣勝負。2死から武田を最速147キロの外角直球で見逃し三振に仕留め、サヨナラ勝ちにつなげた。佐々木洋監督は、「緊張の中で投げたのは良い経験になったと思う」とねぎらった。(彩)

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