【福島】東日本国際大昌平が秋の東北大会初勝利で8強

力投する東日本国際大昌平の鈴木
力投する東日本国際大昌平の鈴木

◆高校野球秋季東北大会 ▽2回戦 東日本国際大昌平9-6一関学院(15日・仙台市民)

 2回戦4試合が行われ、ベスト8が出そろった。東日本国際大昌平(福島)は一関学院(岩手)に9―6で勝利し、秋初勝利を飾った。最大7点差から2点差まで迫られた6回に途中登板した鈴木飛呂夢投手(1年)が、4回を力投し、勝利に貢献した。16日は休養日で試合はなく、準々決勝4試合は17日に行われる。

 最大7点のリードを2点差に迫られた中での登板でも、東日本国際大昌平の鈴木は緊張していなかった。

 7―5で迎えた6回無死一塁でマウンドを任された。「点を取られたあとの回をしっかり抑えるんだ」と冷静に右腕を振った。2死一、二塁から安打を打たれ、1点を取られたが、以降も得意のスライダーを中心にテンポ良く投げ込み、4回を1安打に抑えた。

 県大会の準決勝(相馬東戦)では緊張から初回に連打された(7―0で勝利)。「スライダーもいいし、今日は自分の投球をしよう」と捕手の岸田修汰(2年)に励まされて、マウンドに上がっていた。「あの一言で冷静になれた」と、振り返った。

 元巨人の伊藤博泰監督(51)も「天下一品」と絶賛するスライダーを、県大会後はさらに磨き上げてきた。リリースのばらつきから、すっぽ抜ける課題を修正するため、すべて体の前で投げる意識で練習してきた。最後の打者もスライダーで打ち取り納得の表情。「手元で大きく曲がるのが特徴」と話した鈴木に、指揮官はこの日も「ちょっと打てない」と、チーム初となる秋の東北大会初戦突破の立役者をたたえた。

 秋の県大会初優勝に続く快挙を果たし、またもチームの歴史を塗り替えた。指揮官は「うちに足りないのは甲子園」。次戦(17日、柴田)も白星を挙げ、初のセンバツ切符へ近づいてみせる。(小山内 彩希)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請