杉良太郎、日本国際ダンス連盟名誉会長就任、シニア世代に向けた「ダンス健康倶楽部」創設へ

スポーツ報知
「FIDA JAPAN」の名誉会長への就任が決まり、会見を行った杉良太郎(右)。左は神田勘太朗会長

 歌手で俳優の杉良太郎(76)が日本国際ダンス連盟「FIDA JAPAN」の名誉会長への就任が決まり、14日、都内で記者会見を行った。

 同連盟は、日本発のダンス国際連盟組織として19年11月に発足。「日本から世界へ、ダンスで切り開く国際交流と社会貢献」をテーマに、国際交流、プロリーグなどの規約制定、ダンスにおける著作権関連、社会貢献、ダンスマーケットの仕組み作りを目的とする。

 名誉会長の杉が目を付けたのが、65歳以上のシニア世代。厚生労働省の健康行政特別行政参与の視点から、その啓発活動として「ダンス健康倶楽部」の創設を明かした。

 その1つが、全国47都道府県に1組ずつ高齢者のダンスチームを結成し、同連盟でプロデュースする計画だ。「若い子だけがダンス、ヒップホップを踊るのではなく、定年退職した人たちのための65歳以上のスペシャルダンサーチーム。70歳、80歳、90歳も入ってくるので『今日調子が悪くても、明日は良い』『今日調子が良くても、明日は悪い』というのがある。(1チームを)3チーム(=グループ)に分けたい。コスチュームも乃木坂さん、AKBさんのような派手なコスチュームにしたい。現役の若い子たちとのコラボも考えながら楽しんでいただきたい」

 高齢者にダンス?という疑問の声には「個人情報になってしまうが、厚労省の男性局長もヒップホップをやっている。実は層が厚いんですね。すでに、いくつか動き出している」と手応えも口にする。真の狙いは、機運の高まりによるその先の相乗効果。「元気で頑張っている姿を見た他の高齢者の方たちが、『自分たちも体を動かせば健康になる!』と(何か行動に移して)お医者さんに行かない、薬を飲まないという健康状態までもっていけたら」と説明。「欲張って何十万人、何百万人じゃなくて、(ダンスで)ストレスを発散してもらう人の受け皿にしたい」と語った。

 名誉会長就任にあたり、杉は「私とダンスはあまり結び付かないと思う。でも、ラスベガスで50年近くショーを見てきた。いずれ日本も、ダンスが盛んになればいいなと思ってきました」。ダンス経験者は国内に約2000万人といわれる。08年にダンスが義務教育化され、最近はダンスエクササイズコンテンツが流行。ダンス人口が年々増加する中、24年パリ五輪の正式種目としての期待も高まる。

 「ダンスというと、ボーカルの方の後ろでダンサーとしてパフォーマンスをみせる―そういったことだけにとらわれてきた気がします。学校で必修科目で教えている。非常にいい雰囲気、土壌ができてきたと思う」

 自身が参加して踊る可能性には「僕は踊らないですよ」と話した。

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