“ビッグレッドマシン”名二塁手ジョー・モーガン氏、77歳で死去…06年WBC優勝日本を高評価

10年のプレーオフで始球式に登場したモーガン氏(ロイター)
10年のプレーオフで始球式に登場したモーガン氏(ロイター)

 またも米大リーグのレジェンド、名二塁手のジョー・モーガン氏が死去。名解説者で2006年WBCの日本優勝を高く評価した。

 1970年代半ば、ビッグレッドマシンと恐れられたシンシナティ・レッズの「2番・二塁」で2年連続MVPに輝いたジョー・モーガン氏が12日(日本時間13日)、カリフォルニア州ダンビルの自宅で亡くなった。77歳だった。モーガン氏は、多発性神経障害の一種である神経の状態に苦しんでいた。

 新型コロナウイルス感染拡大の2020年は、米大リーグのレジェンドが次々に亡くなり、先日のホワイティ・フォード、ボブ・ギブソン、ルー・ブロック、トム・シーバー、アル・ケーラインと野球殿堂入りメンバーだけでも6人となった。

 モーガンは2度のNL最優秀選手、オールスター戦出場10度、ゴールドグラブも5度受賞。打席で左ひじをバタバタさせることで知られる身長170センチで「リトル・ジョー」と言われた男は、三拍子そろっただけでなく、3年連続4度の最高出塁率は1970年当時としては、特異な存在だった。

 1975、76年に2度のワールドシリーズチャンピオンとなったレッズで、ピート・ローズ、ジョニー・ベンチ、トニー・ペレス、デーブ・コンセプション、ケン・グリフィーなど淙々たるメンバーの中でも傑出していた。レッドソックスとの1975年ワールドシリーズの第7戦の9回裏2アウトでのモーガンの決勝タイムリーは記憶に残る一打だ。

 通算2649試合に出場2517安打、268本塁打、689盗塁。打率は2割7分1厘だったが出塁率は1割以上高い3割9分2厘。1990年には野球殿堂入り資格取得1年目に殿堂入りした。

 なお、ESPNの野球解説者としても長く活躍。2006年第1回WBCでは優勝した日本代表を高く評価した。

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