プロ注目の東海大海洋・加藤廉、マルチ安打で大学最後の公式戦締める「いい報告を待ちたい」

6回2死、右前打を放つ東海大海洋・加藤
6回2死、右前打を放つ東海大海洋・加藤

◆報知新聞社後援 静岡学生野球 最終節第2日 日大国際1―0東海大海洋(12日・清水庵原)

 今季最終戦が行われ、別表の通り順位が確定した。東海大海洋は11日に25度目の優勝を決めた日大国際に0―1で敗れ、3位。ドラフト候補の加藤廉主将(4年)は2安打を放って大学最後の公式戦を締めくくった。優勝した日大国際は24日から東海地区大学野球秋季選手権(三重)に臨む。

 押し寄せるさみしさと必死に戦っていた。1点差の9回2死で迎えた最終打席。今季初の1番に座った東海大海洋・加藤は、豪快なフルスイングで三振に倒れた。11日に優勝の可能性が消滅。「神宮(大会)はなくなってしまったけど、後輩たちに東海大会を経験させてあげたかった。この2試合で、打てないと勝てないというのは分かったと思います」。全国への思いは次世代に託した。

 26日に行われるプロ野球ドラフト会議前、最後の試合で意地を見せた。3回に変化球を捉えて中前打。3試合ぶりに快音を響かせると、6回にもスライダーを右前に運んだ。11日は3打数無安打で、チームも内野安打1本での完敗(0―3)。貧打解消のため、ベンチ入りメンバーは試合前に学校のグラウンドで特打を行ってから球場入りした。通常と異なるルーチンが奏功し「いい形で終わりたいという思いが結果につながった」とうなずいた。

 9月10日にプロ志望届を提出。調査書は4球団から届いており、今後も後輩たちの練習に参加する。「楽しみな部分も不安もある。しっかり準備しながら、いい報告を待ちたい」。運命の日まで2週間。できることは、やりきった。(武藤 瑞基)

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