【北海道】ドラフト上位候補の苫小牧駒大・伊藤が大学ラスト試合…投げて打って飛び込んだ

学生ラスト試合に臨んだ苫小牧駒大・伊藤【左上】投げては5回2失点【右上】二塁打を放ちガッツポーズ【下】左翼につき打球にダイブ
学生ラスト試合に臨んだ苫小牧駒大・伊藤【左上】投げては5回2失点【右上】二塁打を放ちガッツポーズ【下】左翼につき打球にダイブ

◆北海道地区大学野球王座決定戦 苫小牧駒大3―3星槎道都大(12日、北海道苫小牧市・とましんスタジアム)

 ドラフト上位候補の最速155キロ右腕・苫小牧駒大の伊藤大海(4年)=駒大苫小牧高=が学生ラスト試合に臨んだ。高校時代から慣れ親しんだ球場で投げて打って打球に飛び込んで、の大活躍で、仲間との最後の試合を締めた。

 当初は明治神宮大会の出場権をかけて北海道六大学と札幌六大学の両リーグ王者が代表決定戦を行う予定だったが、本大会が中止となったため、代わりに1試合だけ開催された。「まわりの大学より長く野球ができる喜びを感じて、最後までやり切ろうと」と伊藤。DH制ではあるが、指名打者を置かずに「7番・投手」でスタメン出場した。

 雨が降る中先発マウンドに立ち、5回を投げて5安打3四死球10奪三振で2失点。この日の最速は150キロをマークした。2回に先制の本塁打を許して「カットボールをバチンとやられてしまった」。全体の投球内容を「(100点のうち)5点ですね。制球が定まらず力んだ」と振り返った。

 だがここで終わらない。9回1死で回ってきた第4打席。外角の直球を左中間に運び、チーム唯一の長打となる二塁打を放った。普段は打席に立つことがないエースはベンチに向かって笑顔でガッツポーズ。4年間、打撃練習を続けており「1本打ってやろうかな、と思ってたんですけど。良い形で終われました」。6回から左翼の守備に就き、9回には大飛球を追ってダイブ。「チーム最優先のプレーを最後まで全うしようと思いました」と後輩たちに主将としての姿を見せた。

 初出場を狙っていた明治神宮大会は中止となり「難しい状況なので仕方がない」と思いは胸にしまった。10月26日には運命のドラフト会議が開かれる。「4年間やってきたことを当日までやりきることが大事」と気を引き締めていた。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請