宝塚専科・凪七瑠海の初コンサート開幕「伝統芸能を100年、200年と継承を」

スポーツ報知
「パッション・ダムール」でガウチョの衣装でムチを手に踊る専科・凪七瑠海

 宝塚歌劇専科スター・凪七瑠海(なぎな・るうみ)のロマンチック・ステージ「パッション・ダムール―愛の夢―」が12日、兵庫・宝塚バウホールで開幕した。

 2003年入団で、18年目となる凪七の初コンサート。昨年11、12月に出演した星組公演「ロックオペラ モーツァルト」以来、10か月ぶりのステージとなった。

 作・演出はレビューの巨匠・岡田敬二氏(79)。公演タイトルの新曲で始まり、岡田氏の名作「アムール、それは…」などオーソドックスながら宝塚ならではのレビューを、雪組生16人とともに紡いだ。

 凪七は「(コロナ禍で)世の中がまだ不安定な状況の中、ありがとうございます」とファンに感謝。多彩な衣装で「八変化しました」と笑顔を見せ、「宝塚は本当にいい所。伝統芸能だなあと思います。みんなで100年、200年と継承していきましょう」と仲間にもエールをおくった。25日まで。

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