日大国際、25度目V 大石亮人が初完封!林健太が全打点

林の適時打で盛り上がる日大国際ベンチ
林の適時打で盛り上がる日大国際ベンチ
キレのいいスライダーを駆使し、1安打完封をマークした日大国際・大石
キレのいいスライダーを駆使し、1安打完封をマークした日大国際・大石
8回、ダメ押しの2点二塁打を放つ日大国際・林
8回、ダメ押しの2点二塁打を放つ日大国際・林

◆報知新聞社後援 静岡学生野球最終節第1日 日大国際3―0東海大海洋(11日・清水庵原ほか)

 日大国際が昨秋に続く25度目の優勝を飾った。2位・東海大海洋に3―0で勝利した。他会場で同じく2位の静岡産業大が敗れたため、1試合を残してシーズン12勝を挙げた日大のVが確定した。先発の大石亮人(3年)が被安打1、8三振を奪って初完封。女房役の林健太主将(4年)も3回の先制打を含め全打点をたたき出した。11月の明治神宮大会は中止となったが、4年生はリーグで有終の美を飾った。

 快勝から1時間54分後、日大国際に待ちわびた吉報が届いた。掛川球場の知人から静岡産業大の敗戦を伝え聞いた林主将は、スマホから顔を上げると「優勝です!」と白い歯を見せた。チームは12日の試合に備え解散済み。取材対応で残った大石と2人で喜びを分かち合った。「こんな決まり方は初めて。楽しみながら優勝できてうれしい」。連戦のため球場を離れ、コーチから連覇の報告を受けた松崎裕幸監督(51)は「ホッとしてます。林を中心に良くやった」と褒めた。

 バッテリーが光った。大石が許したのは初回の内野安打と2四球だけ。「落とせない試合。相手もいい投手(孕石)なので先に点はやれないと思った」。7回まで1点差のしびれる投手戦を制し、自己最多の5勝目を飾った。今季はスライダーの曲がりが今一つ。2週前、4番を打つ同級生捕手の服部にブルペンで受けてもらった際「直球と同じ腕の振りで投げれば」と助言され、「いい感覚をつかめた」と左腕。決め球のキレを取り戻すと、前節の産大戦で初完投。大一番では初完封をマークした。

 女房役の林も好リードに加え、3回2死二塁で左前に先制適時打。8回2死一、二塁でも直球を狙い打ちし、左越え2点二塁打を放った。「自信はあった。孕石とは相性が悪くないので」と2安打3打点に胸を張った。

コロナ禍耐えた みんなで耐えた。今春リーグ戦はコロナ禍で中止。練習は個人メニューや少人数に限られた。本来夏休みの8月も授業があり、オンラインでの受講も重なって全員がそろうことはない。指揮官は「要所で集まってチームプレーの確認ができたぐらい。難しいシーズンでした」と明かした。

 4年生の集大成となる神宮大会は中止。卒業後、きらやか銀行(山形)で野球を続ける林は「やりきれない思いもあるけど、全国に進む目標は後輩がかなえてくれる」と思いを託した。(武藤 瑞基)

林の適時打で盛り上がる日大国際ベンチ
キレのいいスライダーを駆使し、1安打完封をマークした日大国際・大石
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