箱根駅伝10区区間新の創価大・嶋津雄大が休学から復帰レースで好走

復帰レースながら先頭で集団を引っ張る創価大・嶋津(ゼッケン131)
復帰レースながら先頭で集団を引っ張る創価大・嶋津(ゼッケン131)

 今年の第96回箱根駅伝10区で区間新記録をマークした後、今春に大学を休学したが、9月に復学し、駅伝部にも復部した創価大の嶋津雄大(3年)が11日、早大競技会(埼玉・所沢市早大織田幹雄記念陸上競技場)の5000メートルの第3組に出場し、14分11秒55で6着と好走した。14分3秒65の自己ベストには7秒90及ばなかったが、白いシューズで2000メートル過ぎから第2集団を引っ張り、元気な姿を見せた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止された出雲駅伝の代替大会として同日開催された明大、早大、創価大、東洋大の4校による対校戦「トラックゲームズinTOKOROZAWA」の対校戦メンバーからは外れたが、第97回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて、復活の第一歩を記した。

 生まれつき「網膜色素変性症」という病気で視力が弱いハンデを持つが、ガッツあふれる走りが特長で、東京・若葉総合高時代から活躍。3年時には「箱根駅伝の登竜門」と言われる青梅マラソン高校10キロで優勝した。18年に創価大に入学後、さらに成長し、今年の箱根駅伝ではアンカーを担った。11位でタスキを受けると、2校を抜き、9位に浮上。10区(23・0キロ)の従来の区間記録を19秒更新する1時間8分40秒の区間賞の力走で創価大の初シード権(10位以内)獲得に貢献した。出場210選手中177人(84・3%)が使用したナイキの厚底シューズ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」ではなく、ミズノの白いシューズを使用したことでも注目された。

 嶋津の1000メートル毎のタイムは以下の通り。カッコ内は1000メートルラップタイム(いずれも手元計測)。

1000メートル 2分45秒

2000メートル 5分34秒(2分49秒)

3000メートル 8分28秒(2分54秒)

4000メートル 11分22秒(2分54秒)

5000メートル 14分11秒5(2分49秒5)

 ◆嶋津 雄大(しまづ・ゆうだい)2000年3月28日、東京・町田市生まれ。20歳。中学1年から陸上を始める。若葉総合高では2、3年時に東京都高校駅伝1区区間賞。18年に創価大文学部人間学科入学。自己ベスト記録は5000メートル14分3秒65、1万メートル29分15秒71。170センチ、55キロ。

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