◆秋季岡山県大会 ▽準決勝 創志学園5―2岡山学芸館(10日・倉敷マスカットスタジアム)
創志学園が岡山学芸館に逆転勝ちし、3年連続8度目の中国大会(23日~11月1日・島根)出場を決めた。1―2の7回2死一、二塁、元阪神でDeNAの坪井智哉打撃コーチ(46)の長男・洸之介遊撃手(2年)が、逆転の2点三塁打を放った。
準々決勝の倉敷商戦で左肩を亜脱臼した坪井は、テーピングを巻き、痛み止めを飲んで強行出場した。「岡山1位で突破しようと思っていた。(準決勝を含めて)3試合連続逆転勝ちなので、逆転できると信じていた」と、胸を張った。
数日前に父から「お前がやると決めたらやれ」とゲキを飛ばされ、2安打2打点で7度の守備機会をこなした。「去年は中国大会(準決勝)で負けたので、先輩の悔しさを晴らしたい。中国(地区)NO1の遊撃手になりたい」と、意気込みを示した。