【駅伝】札幌国際大女子駅伝部 工藤裕行新監督就任へ 室蘭大谷高で男女各18回全国高校駅伝導いた名指導者

スポーツ報知
2015年の全道高校駅伝女子で札幌日大初Vに導き、選手をねぎらう工藤監督(当時)

 高校駅伝の名指導者として、室蘭大谷(現・道大谷室蘭)男女を全国高校駅伝に各18回出場へ導き、札幌日大女子監督でも同駅伝に3回出場した工藤裕行氏(70)が、札幌国際大女子駅伝部監督に就任することが9日、分かった。4年連続出場する全日本大学女子駅伝(25日、仙台)で吉沢賢二監督(67)=写真=が勇退し、その後を引き継ぐ。

 10月1日付で同駅伝部スタッフ入りした工藤氏は「陸上指導にかける情熱は持ち続けてきた。大学側からお誘いを受け、指導者として集大成のつもりでお受けした。吉沢さんの熱意、作られた土台を受け継ぎ、北海道から全国区を目指すチームを目指したい」と抱負を口にした。

 工藤氏は大野農高から国士舘大に進み中長距離選手として活躍。大学卒業後、1973年に室蘭大谷高監督に着任、男女とも全国高校駅伝の常連に育て、女子は93年に道勢史上最高7位入賞、男子も92年に15位に導いた。13年に赴任した札幌日大でも女子を都大路に3度導き(最高は15年の31位)、昨年12月に退任した。

 札幌国際大女子駅伝部は17年、群馬女子短大付高(現・高崎健康福祉大高崎)を90年全国高校女子駅伝優勝に導いた吉沢監督を迎え創部。初年度から全道大学女子駅伝4連覇を果たし、18年には校内に約900メートルのクロカンコースも新設された。全日本大学女子駅伝の最高成績は18年の18位。工藤氏は「選手の自主性重視の指導を実践し、ロード、トラック両方で鍛えステップアップしたい」と初の大学チーム指導に意欲を見せた。

(小林 聖孝)

 ◆工藤 裕行(くどう・ひろゆき)1949年10月11日、七飯町生まれ。70歳。七飯中時代は野球選手、大野農高から陸上。77年日本選手権800メートル3位。78年全日本実業団で同種目優勝。好きな言葉は「闘争心」。家族は久美子夫人と1男1女。長女の麻実子さん(45)も元長距離選手で、室蘭大谷の全国高校女子駅伝7位入賞メンバー(4区、区間2位)、実業団ホクレンでも活躍した。

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