永井優香が首位発進 今季で引退「あと数か月精一杯向き合って、次の人生に」…フィギュアスケート

ショートプログラムを演技する永井優香(代表撮影)
ショートプログラムを演技する永井優香(代表撮影)

◆フィギュアスケート ▽東京選手権 第1日(9日、ダイドードリンコアイスアリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、15年GPシリーズ・スケートカナダ3位で今季で引退を決めている永井優香(21)=早大=は61・08点で首位発進を決めた。

 「まずはホッとしたっていう気持ちでいっぱい。滑る前はできるかなということで心が精一杯だった。内容については今できる最大限のことはできたかなと満足。点数は意外と出たなとびっくりしている」と笑顔で振り返った。

 鈴木明子さん振り付けの「エリザベート」を白い衣装で演じた。3回転―2回転の連続トウループ、3回転ルッツ、2回転半のすべてのジャンプを着氷。「母がこの曲がすごい好きで。1回くらい母が好きな曲で滑ろうかなと思ってこの曲にしました。今まで自分のやりたいようになんでもかんでもやってきたので」。照れながら、母への感謝の気持ちを語った。

 早大4年の永井は卒業後は一般企業への就職が決まっており、今季がラストシーズンになる。「自分のなかでフィギュアスケートは精一杯やったかなと思えた。あと数か月、精一杯向き合って、次の人生に、次のステップに踏み出したい」と未来を語る表情はむしろ明るい。フィギュアスケートを通して学んだ「どんな難しいことがあっても、諦めずにどうにかこうにかしようとすること」は永井の武器。来年スタートする新生活に生かしていく。

 今大会は昨季9位だった全日本選手権(12月23~27日、長野ビッグハット)の予選会を兼ねたブロック大会。10日にフリーが行われ、上位18人が東日本選手権(11月6~8日、山梨・小瀬スポーツ公園アイスアリーナ)に進む。「今までお世話になった方々に恩返しの演技ができたらいいなと。そのために今自分ができることや、目の前の課題を一生懸命やりたい」。最後のシーズンの目標は、自分の思いを演技で伝えることだ。

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