日大山形、浅利瑠良外野手「打って守って、絶対に勝つ」…苦手の守備鍛えたら打撃も上向きに

フリー打撃をする日大山形・浅利
フリー打撃をする日大山形・浅利

 14日開幕の秋季東北大会(宮城・石巻市民ほか)の組み合わせも決まり、各校とも気を引き締め直して練習に励んでいる。日大山形(山形)は主軸を担う浅利瑠良(るい)外野手(2年)が、これまでの悔しさを糧にチームを勝たせる打撃をみせると誓った。

今夏準決エラー引きずりレギュラー外れる 強打でチームを引っ張る。「甲子園に行けるチャンスはもう2回しかない。自分が打って守って、絶対に勝つんだという思いでいる」と日大山形・浅利は決意を語った。1年秋から定位置をつかみ、県大会では4番に座って優勝に貢献。東北大会でも好機で結果を残す。

 悔しさを力に変えた。今夏の県大会準決勝・東海大山形戦。2―3の9回、先頭打者の左前打を浅利がファンブルして二塁に進まれ、後続の適時打で決定的な4点目を奪われた。「自分のせいで負けた」と落ち込む浅利に、荒木準也監督(48)は「キャッチボールとトス打撃からやり直せ、と言った。しばらくはレギュラーから外した」。意識を変えて取り組み、苦手だった守備面を鍛え直した。

 「近距離のキャッチボールは得意じゃなかった。相手の取りやすいところを意識しながら投げて、どんどん距離を伸ばしていった」と浅利。送球が安定して守備に余裕ができると、不安が減ったことで打撃にも好影響を与え、県大会は4試合で2本塁打。指揮官も「1か月でガラリと変わった」と成長を実感した。

 青森・弘前市出身で、同郷の西武・外崎修汰内野手(27)にちなみ、県大会ではベンチから「アップルパンチ!」の声も飛んだ。「ここぞ、というときに状況に応じた打撃をしたい」と話した浅利のバットが、どんな試合でも勝利を引き寄せる一打を放つ。(広)

 ◆浅利 瑠良(あさり・るい)2003年7月1日、青森・弘前市生まれ。17歳。千年小4年時に千年アンビシャスで野球を始める。弘前南中では弘前学院聖愛リトルシニアに所属し、3年時にジャイアンツカップ4強。日大山形では1年秋から外野手のレギュラー。184センチ、83キロ。右投右打。家族は両親と兄。血液型A。

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