山田雅人が『太田光物語』を配信ライブで23日開催 本人との共演にその展開は予測不能

スポーツ報知
山田雅人

 数多くのスポーツ選手などの物語を語ってきたタレントの山田雅人(59)が、10月23日に本人を招いて『太田光物語』を配信ライブで開催することになった。2人で一緒に舞台へ上がり、「かたり」の途中で爆笑問題・太田光(55)自身が当時の思い出や補足を加える「ストップモーション」で進行していく。

 山田はこれまでも五輪メダリストの女子マラソン・有森裕子さん(53)、女子レスリング・吉田沙保里さん(38)らを招いて、本人の前でその半生を語ってきたが、今回は過激な発言や行動で知られる太田が相手だけに予測不能な展開となりそうだ。

 今回の企画は山田が師と仰ぐ放送作家の高田文夫氏(72)が、昨年12月に披露した『藤山寛美物語』を見たことがきっかけだった。「良かったよ。上方(関西)の一番の芸人を語ったら、次は江戸(東京)の笑いを引っ張っていく芸人の物語を書いてくれ」と言われて指名されたのが太田だったという。

 すぐに本人に連絡を取り取材を開始。相方の田中裕二(55)や所属事務所「タイタン」の社長でもある太田光代夫人(56)にも話を聞き、半年以上かけて『太田光物語』を完成させた。

 当初は5月1日に太田の地元である東京・杉並区の「座・高円寺」で観客を入れて披露する予定だったが、新型コロナの影響で延期に。10月23日に設定したものの、すでにチケットは完売していたため観客数を減らして開催することができず、一度すべて払い戻したうえで、同所から生配信ライブで開催することにした。

 当日は2人での「かたり」の後、企画の生みの親である高田氏と太田プロ時代の同期で親交の厚いタレント・松村邦洋(53)も「ゲスト証人」として登場し、4人でトークを繰り広げる。

 山田と太田はお互いが駆け出しのころに同じ舞台に立っていたことがあるがほぼ会話もなく、30年以上ぶりの再会が実質的な初共演となる。9日の「タイタンライブ」に山田が出演して“前哨戦”を行い、23日の本番へ。「どうなるか想像がつかないですが、衝撃的な舞台になるのでは」と山田は一抹の不安を抱えながらも「僕にとってもこの語りをやれることは誇りだし、うれしい」と刺激的な一夜を楽しみにしている。

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