オランダ・ユトレヒトで親善試合2試合(9日・カメルーン戦、13日・コートジボワール戦)を行う日本代表に選出されたドイツ1部フランクフルトのMF鎌田大地が7日、オンライン取材に対応。今季リーグ戦全3試合に先発し1ゴール2アシストと絶好調のアタッカーは「ドイツで去年1年間プレーできたので、欧州やアフリカの選手ともプレーしている。どこがとは分かりづらいけど、全体的には成長できているので、プレーでしっかり成長を見せたい」と意気込んだ。
フランクフルトではトップ下を主戦場としているが、昨年の日本代表では1トップを経験した。FW岡崎慎司が負傷離脱し、FW大迫勇也がカメルーン戦1試合での離脱が決定。中島翔哉の不在で本職の左サイドがMF原口元気の1人だけと、鎌田の起用法に注目が集まる。鎌田は「要求されたポジションを頑張ってやりたい」と前置きし、「2列目もできるし、もう1つ後ろも出来る。ボランチから前はそつなくこなせる。1トップは僕の中では難しい。基本的にストライカーみたいに点が取れるタイプじゃない」と冷静に分析した。
日本代表の活動は昨年12月のE―1選手権以来。海外組を含めた代表は11か月ぶりとなる。鎌田は「カタールW杯を目指している。フランクフルトで目に見える結果を残し続けて、将来的にはもっと上のクラブに行けたら。そういうクラブにいることで、代表やカタールは近い存在になる。代表合宿で結果を残せれば1番いいけど、自チームでもやっていかないと」と語った。