11・1全日本大学駅伝 青学大が充実の登録 2トップ神林&吉田、「5年生」竹石

青学大・原晋監督
青学大・原晋監督

 学生3大駅伝の今季開幕戦となる全日本大学駅伝(11月1日、名古屋市熱田神宮西門前~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前=8区間106・8キロ)のチームエントリーが7日、行われ、16人が選手登録された。2年ぶり3度目の優勝を狙う青学大は、主将の神林勇太、エースの吉田圭太、主力の岩見秀哉、実質「5年生」の竹石尚人ら充実の4年生を軸として、近藤幸太郎(2年)、佐藤一世(1年)ら勢いのある下級生がメンバー入りした。

 例年であれば学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。変則的に今季の開幕戦となった全日本大学駅伝は感染拡大防止のため“新様式”で開催される。チームエントリーの選手登録は例年より3人増の16人。開会式、閉会式は実施されず、走り終えた選手の収容バスも例年のようにゴールには向かわず名古屋方面に戻るなど、あくまでレース本位の形で、駅伝ファン待望の開幕戦が行われる。

 王者・青学大は、ほぼ万全の態勢で伊勢路に乗り込む。

 3日に東京・町田市の町田ギオンスタジアムで行われた国士舘大長距離競技会男子5000メートルでは、青学大新記録の13分37秒34をマークした吉田を筆頭に11人が学生トップクラスとされる13分台で走破した。近藤は自己ベストを23秒58も更新する13分44秒31でチーム2位と躍進。昨年の全国高校駅伝1区10キロで日本人最高記録の28分48秒で区間賞を獲得した佐藤も13分55秒60の自己ベストをマークするなど下級生も台頭した。

 国士舘大長距離競技会の最終組で13分台をたたき出した11人に加え、その前の組で終始、レースを引っ張って14分2秒27の自己ベストで走破した新号健志(4年)ら好調な選手も選出された。

 また、同日に行われたTBS「オールスター感謝祭」名物企画のミニマラソン約4・25キロを11分45秒の好タイムで走り切った竹石もメンバーに名を連ねた。2、3年時に箱根駅伝5区に出場した竹石は4年時の昨年12月に左ふくらはぎを故障し、登録メンバー入りを辞退。その時に留年して、もう一度、箱根駅伝に挑戦する決意を固めた。登録上は「4年」ながら、実質、5年目の駅伝シーズンにかける思いは強い。

 主力で外れた選手は、前回の箱根駅伝2区で区間5位と好走した岸本大紀(2年)。故障から復帰途上のため、全日本大学駅伝を回避し、箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて練習を積んでいる。

 「ほぼ万全のメンバーがそろった。青学大は強いですよ。ライバルは東海大と駒大になると思いますが、チーム全員で全日本大学駅伝を勝ちに行きます」と手応えを明かした原晋監督(53)は「岸本も箱根駅伝には間に合うでしょう」と話す。伊勢路で加速し、箱根路では2年連続6度目の優勝を狙う。

 コロナ禍によって3冠はなくなったが、2冠に向けて、青学大の駅伝シーズンが、いよいよ始まる。

 青学大の登録メンバー16人は以下の通り。登録メンバーの中から8人が出場する。

 ▽4年 神林勇太、吉田圭太、岩見秀哉、竹石尚人、新号健志、松葉慶太

 ▽3年 飯田貴之、湯原慶吾、高橋勇輝

 ▽2年 近藤幸太郎、中村唯翔、宮坂大器、横田俊吾

 ▽1年 佐藤一世、志貴勇斗、山内健登

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