クラーク仙台・小野寺佳奈、有終飾る!!

MAX125キロのクラーク記念国際仙台キャンパスのエース小野寺
MAX125キロのクラーク記念国際仙台キャンパスのエース小野寺

 創部3年目ながら高校女子硬式野球で全国準優勝に2度輝いたクラーク記念国際仙台キャンパス(宮城)で、MAX125キロのエース右腕・小野寺佳奈(3年)が、高校最後の大会へ向かう意気込みを語った。新型コロナウイルスの影響で、10月開催予定だった全国選手権の代替大会は中止となったが、代替大会の代替大会となる交流大会(10月16日開幕、兵庫・丹波市)に出場し、3年生が引退を迎えることを決めた。

 日本一を目標に掲げてきたチームにとって望んでいた形の大会はなくなったが、1年春からエースとしてマウンドに立ち続けた小野寺は、情熱を絶やさなかった。「8月で終わるはずの高校野球が延びたと思って、もっとみんなと野球ができると思って切り替えました」。今夏、KWBF大会(埼玉)や栃木さくらカップ2020(栃木)で県外の強豪校と対決し、「去年まで直球で抑えられていたけど、直球を狙われ打たれた」と変化球とより向き合うようになった。元楽天投手の石田隆司監督(31)の助言から、カーブの握り方を変えた。球速を10キロほど落とし、直球との球速差を求め、緩急で打ち取る投球を練習中だ。

 昨秋はU―18女子日本代表としても活躍し、打撃でもチームで4番を打つ。卒業後は、女子野球クラブチームへ進む意欲を示す小野寺は、「直球は135キロが目標。引退したあと体作りをしてから、新たな変化球も覚えたい」。それでもまずは、高校最後の大会で全力投球する。「もちろんやるからには優勝」と意気込む小野寺が、チームを優勝へ導いてみせる。(彩)

 ◆小野寺 佳奈(おのでら・かな)2002年5月12日、宮城・仙台市生まれ。18歳。松ケ浜小2年時に、七ケ浜パイレーツで野球を始める。七ケ浜中3年時にクラブチーム「宮城デイジーズ」で軟式野球全日本女子学生選手権優勝。クラーク記念国際仙台キャンパスでは19年に全国女子高校選抜大会、全国ユース大会で準優勝。右投右打。160センチ。家族は両親と兄、妹2人。

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