セ、パ両リーグは7日、9月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、セ・リーグは中日の大野雄大投手(32)とDeNAの梶谷隆幸外野手(32)、パ・リーグはオリックスの山本由伸投手(22)と楽天の浅村栄斗内野手(29)が選ばれた。
梶谷は15年3、4月、大野雄は15年5月以来、ともに5年ぶり2度目の受賞。山本は初、浅村は西武時代の16年8月以来、4年ぶり4度目の受賞となった。
大野雄は5試合に投げ3勝2敗、防御率1・35。22日のヤクルト戦(ナゴヤD)、30日の阪神戦(甲子園)では2試合連続完封勝利を挙げるなど、球団では89年9月の西本以来、31年ぶりの月間3完封をマークした。
梶谷は球団新の月間42安打を放ち、パチョレック(80年8月)と佐伯(96年5月)が持っていた41安打の球団記録を更新。リーグトップの打率3割7分8厘、5本塁打、14打点、7盗塁をマークした。
山本は5試合に先発し、ともにリーグトップの4勝(1敗)、防護率0・73の好成績を残した。30日の西武戦(京セラD)では8回無失点で自己最多の14奪三振。15日の楽天戦(ほっと神戸)から21イニング連続無失点と圧倒した。
浅村は打率2割7分1厘ながら、リーグトップの10本塁打、同トップタイの21打点。球団の日本人で月間10発以上は07年5月の山崎(12本塁打)以来、13年ぶり2人目だった。