【社会人野球】両チームで計3安打 JRとNTTの“東日本決戦”は締まった投手戦に

東京都第1代表決定戦で力投するNTT東日本の佐々木
東京都第1代表決定戦で力投するNTT東日本の佐々木

◆社会人野球・都市対抗東京都大会第1代表決定戦▽JR東日本3―0NTT東日本(5日・大田スタジアム)

 JR東日本・伊藤将司投手(24=国際武道大)と、NTT東日本・佐々木健投手(24=富士大)。東京を代表する同年代のサウスポーの対決は、レベルの高い投手戦となった。

 初回。最速152キロの速球を持ちながら立ち上がりに課題のある佐々木は、先頭打者への四球をきっかけに1点を失った。それでも2回からは変化球を交えながら本来のリズムを取り戻し、5回までは全て三者凡退に切って取った。

 一方の伊藤は、140キロ台前半のストレートにツーシーム、チェンジアップを低めに操り、5回までパーフェクトピッチング。淡々と試合は進んでいった。

 カギを握るのは、次の1点。6回表、NTT東日本は1死から相手の失策で初めて走者を出したものの、チャンスを広げることは出来なかった。一方の佐々木は、先頭打者に安打を許したあと2つの暴投があって追加点を許し、イニングの半ばでマウンドを降りた。

 伊藤のノーヒットピッチングは8回まで続いた。9回1死後、27人目の打者に初安打を許したが、1安打無四球で完封。「エースとして機会を与えて頂き、第1代表を取れたのがうれしい。同じ東京のサウスポーである佐々木投手に勝ててよかった」と言って表情を崩した。終わってみれば両チームの安打は計3本。締まった投手戦だった。

 一方の佐々木は「調子は良かったと思う。球速ではなく質のいいボールを投げられたが、相手のピッチングが良かった」と振り返った。その投球をネット裏で視察した日本ハム・坂本スカウトは「大一番で、今年のトップレベルの投球を見せたこと。2回以降、変化球を使いながら自分の投球を取り戻したことは評価できる」と話した。東京都第2代表決定戦へ、そしてプロの世界へ。佐々木の戦いは、これからも続く。

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