【ロッテ】コロナ感染拡大 岩下大輝に続き選手ら計10人以上か…V争い真っ最中に激震

スポーツ報知
ライトアップされるロッテの本拠地・ZOZOマリンスタジアム(カメラ・関口 俊明)

 首位ソフトバンクと2ゲーム差の2位につけているロッテに、新たに複数の新型コロナウイルス感染者が判明したことが5日、分かった。球団は4日に岩下大輝投手(24)と1軍スタッフ1人の感染を発表。これを受け4日に監督、コーチ、選手、スタッフらにPCR検査を行った結果、新たに陽性者が出た模様だ。6日のオリックス戦(ZOZO)は予定通り開催する予定。選手の入れ替えは避けられず、15年ぶりのリーグ優勝に大きな試練が訪れた。

 今季残り28試合となったV争いの大詰めで、ロッテが危機に直面した。球団は4日に岩下と1軍に帯同するスタッフ1人が新型コロナウイルスに感染したことを受け、同日に1軍の監督、コーチ、選手、スタッフら全員にPCR検査を実施。球団はこの日、検査結果の判明は6日になるという見通しを発表したが、関係者によると、新たに複数の感染者が発生したことが分かった。首脳陣やスタッフを含めると合計10人以上になるという情報もある。

 岩下は3日夜に体調不良を感じ発熱、4日の起床時に38・4度だったため千葉市内の病院でPCR検査を受けた結果、陽性が判明した。チームスタッフも4日起床時に38・3度の熱があり、同じく千葉市内の病院でPCR検査を受けたところ陽性が判明。2人には一緒に行動するなどの接触履歴はなく、各自自宅から車で球場入りし、その他の外出はしていなかった。現在は2人とも自宅療養中で、岩下は平熱に戻っているがスタッフは熱が続いているという。

 先発ローテの一角を担っていた岩下は5日、今季適用された「特例2020」によって登録から外れた。通常の10日を待たずに1軍復帰が可能だが、現実的には長期離脱を強いられそうだ。チームは6日からのオリックス戦(ZOZO)の開催を目指す前提で、2軍選手との大量入れ替えを準備していると見られる。

 9月25日に阪神で陽性者が相次いだ際には臨時の実行委員会を行い、同日のヤクルト・阪神戦(神宮)を予定通り開催することを決めた。日本野球機構(NPB)の井原事務局長は「検査結果や保健所の判断がそろった段階で判断したい」と話し、状況次第で臨時の実行委員会を開く可能性を示した。

 チームは9月28日に1、2軍の全監督、コーチ、選手、スタッフらのPCR検査陰性を発表していたが、状況は一変。保健所は感染した選手やスタッフの濃厚接触者の特定を行っている段階で、この日は2軍の監督、コーチ、選手、スタッフらもPCR検査を受けた。オリックス3連戦の後は、9日から敵地でソフトバンクとの首位攻防3連戦を控えており、戦力ダウンが懸念される。

 ◆感染拡大防止特例2020(通称・特例2020)

 新型コロナ感染や感染の疑い(家族を含む)が発生した場合、濃厚接触者となった場合、体調不良の場合に適用できる。

 ▼手続き

通常の登録抹消と別にリーグに申告し、代替選手を指名する。再登録には医師の所見や診断結果が必要。

 ▼規定

・選手数、同一選手の適用回数に制限はなし。

・当該選手は10日を経ずに再登録可。

・再登録により抹消される選手は代替選手でなくてよい。

・代替選手が抹消された場合、10日を経ずに再登録可。

・代替選手の変更は可能。

・通常の入れ替えで抹消されていた選手が抹消後10日を経ていなくても代替選手として登録できる。

・不正な申告にはチームと選手に制裁。

・FA日数は、抹消日を起算日として1軍または2軍に合流するまでの日数を加算する。

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