【阪神】大山悠輔、G岡本に並んだキング争い…3試合ぶり24号2ラン 金本元監督に「恩返ししたい」

スポーツ報知
5回2死一塁、中越えに24号2ランを放った大山(右)を見つめる岡本(カメラ・石田 順平)

◆JERAセ・リーグ 阪神6―1巨人(5日・甲子園)

 “キング”の弾道がバックスクリーンまで伸びていった。1―1の5回2死一塁。大山は桜井の143キロ直球を豪快に振り抜いた。「自分のスイングができました」。3試合ぶりの一発は決勝の24号2ラン。巨人・岡本の目の前で再びリーグトップに並んだ。8月19日の巨人戦(東京D)以来41試合ぶりの4番スタメン。4回と7回には左前打を放ち、今季7度目の猛打賞と爆発した。

 16年10月のドラフト会議。金本監督(当時)の強い要望で阪神から1位指名された。大方の予想に反した“サプライズ指名”に会場はどよめいたが、「タイガースの歴史に名を残す4番を目指してほしい」と鉄人からラブコールを受けた。

 大山「僕をプロの世界に導いてくれたのは金本さんです。金本さんが監督の時に結果を出して恩返ししたかったんですけど、それはできませんでした。でも、これから成績を残していくことで少し恩返しできると思うので、何とかしてやりたいなと思っています」

 本塁打王に輝けば86年のバース以来、球団34年ぶり。日本人では84年の掛布以来36年ぶりの快挙になる。球団史に名を刻む4番―。入団時から胸に秘めてきた思いが、4年目にして花を咲かせようとしている。

 チームはサンズ、ボーアを休ませた純国産打線で巨人に快勝。矢野監督は「ホームランって流れが変わるんでね。大山にはその魅力がある」と主砲をたたえた。「みなさん数のことを言いますけど、まずは目の前の試合ですね」と背番号3。残り29試合。最後まで力を振り絞る。(中村 晃大)

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