箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟は5日、第97回箱根駅伝予選会(10月17日、東京・立川市)に出場する大学と登録選手を発表した。
ハーフマラソン(21・0975キロ)の上位10人の合計タイムで10枠の本戦出場権を争う予選会は例年、陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、立川市街地を回り、国営昭和記念公園ゴールの公認コースで開催されているが、今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、無観客で陸上自衛隊立川駐屯地内の1周約2・6キロの滑走路を周回するハーフマラソン(公認コース申請中)で行われる。各校14人以内を登録し、当日に12人以内が出走する。
継続中の記録としては最長となる73年連続73回目の出場を目指す日体大はエース・池田耀平(4年)らを順当にエントリー。池田はスピードはもちろん、2月の丸亀ハーフで日本人学生歴代10位タイの1時間1分36秒をマークするなどロード適性も抜群。7月に就任した玉城良二新監督(59)の指導の下、新生・日体大が箱根路を目指す。
予選会で敗退した大学の中から個人成績上位者を中心に関東学生連合チームが編成される(1校1人限定で外国人留学生を除く)。
96回箱根駅伝で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大をはじめ10位以内の大学はシード校として出場権を獲得している。
日体大の登録メンバーは以下の通り(数字は学年)。
池田 耀平〈4〉
岩室 天輝〈4〉
嶋野 太海〈4〉
菅沼 隆佑〈4〉
野上 翔大〈4〉
福住 賢翔〈4〉
森下 滉太〈4〉
大内 宏樹〈3〉
岡嶋 翼〈3〉
佐藤 慎巴〈3〉
名村 樹哉〈2〉
藤本 珠輝〈2〉
村越 凌太〈2〉
盛本 聖也〈2〉