【宏太’sチェック】悪い時間帯に悪すぎる 菅と中野は収穫

スポーツ報知
先制ゴールを喜ぶ札幌FWアンデルソンロペス(中央)(カメラ・小林 泰斗)

◆明治安田生命J1リーグ第20節 札幌3―3仙台(3日・札幌ドーム)

 前半を終え、すんなり勝てるかと思った仙台戦だったが、後半の失点が簡単にやられ過ぎた。どうしたら相手がパワーを持ってゴール前に入って来られないか考えたら、遅らせたりしっかり体制を整えないと。いい時間帯はすごく作れても、悪い時間帯に悪すぎるのが今季の課題になっている。

 今のスタイルを貫くなら、ずっとボールを保持して常に攻撃で終えないといけない。2点を追い掛けている時はそれができていたので可能性は見えるが、シュート数で13対11と勝っても決定機を作られていたのは3失点からも明らか。守備の部分はもう少し、どうすべきかを考えないといけない。

 2点差を追い付いたのだから、ひっくり返さなきゃいけない試合でもあったが、菅の同点弾は見事だった。内に切れ込んで利き足でない右足で打ったシュートは、スピードがあったから相手GKも止められなかった。あの形をどんどん出していけば、相手DFは中を切らざるを得なくなり、縦への突破もしやすくなる。あれくらいの積極性を、今後もどんどん見せて欲しい。

 特別指定のGK中野小次郎も、3失点はしたが将来性を感じさせた。何と言っても2メートルという身長は魅力。クロスやCKの時にもっと前に出て、つなげる時は慌てずにパスを出していけるようになれば、相当面白い存在になれる。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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