【首都大学】プロ注目の独協大・並木秀尊 3球団視察の前で2安打1盗塁

初回、左前打を放った独協大・並木
初回、左前打を放った独協大・並木

◆首都大学野球秋季リーグ戦2部Rグループ 第1週第2日 ▽明星大3―2独協大(4日・越谷市民球場)

 プロが注目する独協大の俊足外野手・並木秀尊(4年=市川口)が4日の明星大戦に1番・中堅手で先発出場。5打席で2安打、1四球、1盗塁を決めた。

 リーグ戦初戦となった3日の成城大戦は、背中の軽い張りのために大事を取って代打出場(左翼線二塁打)となったが、この日は「全然大丈夫です」とスタメンに名を連ねた。初回、左前安打で出塁すると「リードして行けると思った」。次打者の初球で二盗を決めた。大学公式戦通算23個目の盗塁となったが、公式戦での二盗失敗はなし。「スタートで上体が上がらないように意識しています」と秘けつを明かしてくれた。続く2回には四球で出ると、7回には右翼線二塁打を放って2点目のきっかけを作った。「自分の仕事はできたと思います」とうなずいた。

 俊足の外野手として比較されるのがドラフト上位候補の中大・五十幡亮汰(4年=佐野日大)。昨秋の侍ジャパン大学代表候補合宿の50メートル走計測で5秒32を記録。手動で1歩目からの測定とはいえ、中学の全国大会でサニブラウンに勝った五十幡のタイムを上回ったことで一躍、注目を集めた。その合宿では五十幡のプレーをつぶさに観察。「足の速さは自分が見てきた中で一番。ベースランニングもうまいですし、自分にない技術を持っています」と、そのすごさにうなるしかなかった。五十幡の今秋リーグ戦の成績もネットの記事などで見ているとのこと。「イヤでも目に入りますから。本当に速い。食らいつくように頑張ります」と謙そんするが、スカウトの評価は五十幡に少しも劣っていない。この日は3球団が視察したが、ヤクルト・伊東昭光編成部長は「脚力の面では魅力的な選手。五十幡は(神宮の)人工芝、並木は土のグラウンドでのプレーという違いはあるが、2人とも非常に甲乙つけがたい」と評価した。

 1番打者の役割はしっかりと果たしたものの、チームは逆転負けで今季初黒星。「チームを勝利に導けなかったことは悔しい」と唇をかんだ。リーグ戦も残り3試合。13年春以来の2部優勝を果たすためには、もう1敗もできない。「みんなで野球ができることを楽しみたい」と並木。優勝、さらには独協大初のプロ入りへ。有終の美を飾るためにも、そのスピードを緩めることはない。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 バックナンバー申し込み 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請