【北陸大学野球】金沢星稜大の2年生左腕、木挽楓冴が5回を8K、0封「荒れたボールがハマった」

5回を無失点に抑えた金沢星稜大の左腕・木挽
5回を無失点に抑えた金沢星稜大の左腕・木挽

◆北陸大学野球・秋季リーグ 第5週・第2日 金沢星稜大7-0高岡法科大=7回コールド=(4日、高岡西部)

 3位の金沢星稜大は、7―0の7回コールドで6位の高岡法科大に快勝し、リーグ4連勝を飾った。先発の左腕、木挽楓冴(こびき・ふうが、2年)が5回まで5安打、無失点と力投。切れのあるスライダーを武器に、8三振を奪って今季2勝目を挙げた。木挽は「調子は良くなかったが、まっすぐに勢いがあった。荒れたボールがハマりました」と苦笑いを浮かべた。

 1回先頭から4者連続の空振り三振を奪った。左打者に対しては、外に逃げるスライダーで空振りに仕留めると、右打者にはストレートで真っ向勝負。相手ベンチからは厳しいヤジも飛び交ったが「全然、気にならなかったです」と、動揺することなく打者に集中した。5回は2死二、三塁のピンチも迎えたが、伸びのあるストレートで8個目の三振を奪って切り抜けた。

 石川・飯田高ではエースとして活躍し、2年秋、3年春夏は3季連続8強入りを果たした。「ベスト4を超えられなかった。その悔しさを大学でぶつけようと思いました」と同大に進学。コロナ禍でチーム練習の自粛期間中は、珠洲市の実家に戻り、家の前にある砂浜を走り込んだ。食事量も増やし、夜は米2合や、自分で釣ったキスを食べてパワーアップ。「ストレートに力が入るようになった」と手応えをつかむ。

 甲子園出場は果たせなかったが、大学での目標は明治神宮大会に出場すること。「最終的に球速は145キロを出したい。次も全力を出し切ります」と木挽。高校での悔しさを糧に、大学野球の聖地を目指す。

    (中田 康博)

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