【苅部俊二の目】飯塚翔太、第2走者に最適

16年リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した(左から)ケンブリッジ、桐生、飯塚、山県
16年リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した(左から)ケンブリッジ、桐生、飯塚、山県
北京五輪以降の五輪&世界陸上男子400メートルリレー全成績
北京五輪以降の五輪&世界陸上男子400メートルリレー全成績

◆陸上 日本選手権最終日(3日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

 飯塚君は100メートルも含め、しっかり結果を残してくれた。400メートルリレーでは、リオ五輪で務めた第2走者が最も適性がある区間。チームとしても、2走に安定して力を発揮できる核となる選手がいると大きい。桐生君やサニブラウン君ら、年下の主力選手をまとめる精神的な支柱としても、魅力的な存在だと思う。

 他区間を担う日本勢の今季を見ると、まず第1走者候補では多田君が良い走りをしていた。小池君からも、復調の兆しが感じ取れた。山県君は負傷で日本選手権を欠場してシーズンを終えたが、来季どこまで復調できるか楽しみになる。第3走者はコーナーの走りがうまい桐生君が不動。アンカーはサニブラウン君やケンブリッジ君がそろい、層は厚い。サニブラウン君を第1走者で起用できれば、アンカーのケンブリッジ君と併用も可能で、作戦の幅が広がる。

 今年はコロナ禍で海外遠征ができなかったこともあり、400メートルリレーの実戦機会はなかった。ただ、日本チームのバトンパス成熟度は、ほぼ完成の域に達している。五輪前にどこか実戦で合わせられれば、何も心配はないだろう。(法大監督、日本陸連強化・情報戦略部リレー戦略担当)

16年リオ五輪の陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した(左から)ケンブリッジ、桐生、飯塚、山県
北京五輪以降の五輪&世界陸上男子400メートルリレー全成績
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