青学大の竹石尚人がTBS名物マラソンで2位 同僚の神林勇太のいとこの乃木坂46佐藤楓らをゴボウ抜き

青学大の竹石尚人
青学大の竹石尚人

 来年の箱根駅伝で2年連続6度目の優勝を目指す青学大の5年生、竹石尚人がTBS「オールスター感謝祭」(10月3日午後6時30分~)の名物企画のマラソンに出場し、2位と健闘した。

 例年は東京・港区赤坂のTBS本社スタジオ周辺で赤坂マラソンとして行われているが、今回は新型コロナウイルス感染防止対策として横浜市のTBS緑山スタジオ周辺で開催。チームメートの神林勇太主将(4年)のいとこの乃木坂46の佐藤楓(22)ら最初にスタートした「一般女子」から5分40秒後にスタートすると、ハンデを跳ね返して先行するタレントを次々と“ゴボウ抜き”して、約4・25キロを11分45秒の好タイムで走り切った。4分10秒前にスタートした元広島ユースのタレント沢井一希(24)に約50秒及ばなかったが、2位に食い込んだ。

 「全力で戦えたので楽しかったです」と竹石は爽やかな笑みで話した。5キロに換算すると13分50秒の好記録に解説を務めた原晋監督(53)は「竹石のペースは悪くない。全力で走った」とたたえた。

 竹石は2、3年時に箱根駅伝5区に出場。2年時は終盤、足がけいれんするアクシデントに見舞われながらも区間5位と踏ん張り、青学大の4連覇に貢献した。しかし、3年時は区間13位と苦しみ、3位から6位に後退。5連覇を逃す一因となってしまった。雪辱を期して臨んだ4年時は12月に左ふくらはぎを故障し、登録メンバー入りを辞退。その時に留年して、もう一度、箱根駅伝に挑戦する決意を固めた。

 登録上は「4年」ながら、実質、5年目のシーズンに突入した今季、序盤は故障がなかなか治らず、しかも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会中止が相次いだ。「故障は治らないし、治ったとしても大会や記録会がない。これから、どうすればいいのか、分からなかった。3、4月は本当にきつかった。気持ちは落ちるところまで落ちました」と振り返る。

 5月に入り、ようやく故障が回復。「やっと治り、5月頃から練習できるようになりました。6月に左太ももを少し痛めましたが、幸い、すぐ治った。7月から順調に練習を積めています」と話す。8、9月は、一日平均約30キロを走る過酷な夏合宿メニューをほぼ完璧にこなし、9月22日に行われた学内記録会5000メートルでは非公認記録ながら自身初の13分台をマーク。上り調子でTBS感謝祭の名物マラソンに挑んだ。

 「簡単なことではないことは分かっていますが、箱根駅伝で、もう一度、5区を走って、青学大の優勝に貢献したい」と竹石は5年目にかける思いを明かす。来春の卒業後は、競技の第一戦から離れ、静岡朝日テレビで新たな道を歩む。竹石は、他局系列のバラエティー番組という異例のレースで好走し、正真正銘の駅伝ラストシーズンに突入した。

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