【楽天】辰己涼介、8号ランニングソロ本塁打 7月の汚名返上「一生懸命走りました」

5回2死、追加点となるランニングホームランを放った楽天・辰己(カメラ・義村 治子)
5回2死、追加点となるランニングホームランを放った楽天・辰己(カメラ・義村 治子)
ベンチでナインの祝福を受ける辰己(左)
ベンチでナインの祝福を受ける辰己(左)

◆パ・リーグ オリックス3―5楽天(3日・京セラドーム大阪)

 楽天はオリックスに5―3で競り勝って2連勝。3カードぶりの勝ち越しを決めた。辰己涼介外野手(23)が5回、8号ランニングソロ本塁打を放った。2日の同カードに続き2戦連続となる本塁打での勝利に貢献した。

 顔をゆがめ、肩で息をしながら辰己はベンチで出迎えたナインと肘タッチを交わした。自慢の快足を飛ばし、2年目でプロ初のランニングホームラン。「高校以降では初だと思います。一生懸命走りました。しっかり走っておいて良かったです」と白い歯を見せた。

 2点リードで迎えた、5回2死走者なし。金田のカットボールを力強く振り切った。高々と舞い上がった打球が右翼フェンスを直撃。ボールは相手右翼手・吉田正の頭部に当たった末に、中堅方向へと跳ねた。「どこに行ったか分からなかった」。白球が転々とする間も全力疾走。三塁を蹴って、足がもつれそうになったが、一気に生還した。

 やられたことを、やり返した。7月25日のオリックス戦(3●6、楽天生命パーク)。同点で迎えた9回先頭、宗の打球が右翼フェンスを直撃した。「1番・中堅」で先発した辰己は、転々と転がる白球を追った。しかしカバーは間に合わずに、宗が生還。決勝のランニングV弾となった。「自分のカバーが遅かったというのがあった。宗は同級生ですし、仕返しできて良かったです」。汚名返上とばかりに雪辱した。

 アクシデントも乗り越えた。初回2死一、二塁で、5番・ロメロが相手先発の張奕から頭部死球を受け、まさかの途中交代。4番・島内も初回の守備から右足痛のため、田中和と途中交代した。初回に2点を先制され、中軸の強打者2人を欠きながらも、逆転勝ちを収めた。

 18年のドラ1が、2日の同カードに続き2戦連発。しかし、前後の打席ではその活躍もかすむような3三振を喫した。三木肇監督(43)は「長打を打てるのはいいことだけど、スピードを生かすには出塁しないと」と注文をつけた。オリックスに連勝したが、2位ロッテとは4・5ゲーム差のまま。逆転でのクライマックスシリーズ進出には、辰己のさらなる活躍が必要だ。(高橋 宏磁)

試合詳細
5回2死、追加点となるランニングホームランを放った楽天・辰己(カメラ・義村 治子)
ベンチでナインの祝福を受ける辰己(左)
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