【北陸大学野球】金沢星稜大の141キロ右腕、戸部透吾(4年)が88球で初完封「1イニング10球が目標」

完封勝利した金沢星稜大のエース戸部
完封勝利した金沢星稜大のエース戸部

◆北陸大学野球・秋季リーグ 第5週・第1日 金沢星稜大3-0高岡法科大(3日、高岡西部)

 3位の金沢星稜大は、3―0で6位の高岡法科大に勝利し、リーグ3連勝を飾った。最速141キロのエース右腕、戸部透吾主将(4年)が公式戦初の完封勝利。9回は4球で三者凡退に仕留め、わずか88球、被安打2で試合を締めくくった。戸部は「完封はチームメートが守ってくれたおかげ。みんなに感謝しています」と笑顔を見せた。

 183センチ、87キロの体格から、スリークオーターのフォームでコースを鋭く突いた。抜群の制球力と緩急を武器に、打たせて取る投球術を披露。「攻撃につながるように、中学の時から三振を求めず、テンポ良く投げている。9イニングを100球以内、1イニングは10球が目標です」。ピンチにも動じず、6回2死三塁では二ゴロ、7回2死三塁では三ゴロに打ち取り、小さくガッツポーズ。1イニングで11球を超えたのは、3回の13球、7回の14球のみの省エネ投球だった。

 昨秋はリーグ2位の防御率1・45を記録。本来なら4年春のリーグ戦で引退する予定だったが、コロナ禍でリーグ戦が中止。「昨秋は5位で悔しい思いがあり、後輩や監督からは秋までやろうと声をかけてくれた。4年生の頑張る姿を見せたい」と奮起。チーム練習の自粛期間にも自主トレを続け、体幹トレーニングやシャドーピッチングに取り組んできた。

 今秋のリーグ優勝の可能性は消滅しているが「言葉で伝わらない部分を伝えたい。チーム全員で勝ちます」と戸部。4年生キャプテンが、最後の秋に全てを出し尽くす。

(中田 康博)

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