尾上菊之助が「連獅子」に初挑戦、6年ぶり名古屋・御園座登場…3日開幕

初挑戦の「連獅子」で豪快な毛振りを披露する尾上菊之助(右)と中村萬太郎
初挑戦の「連獅子」で豪快な毛振りを披露する尾上菊之助(右)と中村萬太郎

 歌舞伎俳優の尾上菊之助(43)が「連獅子」に初挑戦する名古屋・御園座公演「錦秋御園座歌舞伎」(18日まで)が3日、開幕する。

 6年ぶりの御園座出演となる菊之助。最初の演目「鐘ヶ岬」では清姫を演じ、女の執念やつややかさを表現。もうひとつが「連獅子」の初挑戦で「狂言師右近後、親獅子の精」をつとめる。

 2日、本番さながらにリハーサルに臨んだ菊之助。「女形のしっとりとした風情を味わっていただきたい『鐘ヶ岬』とは打って変わり、初役の『連獅子』は、正面に山谷がならび華やかな曲調です」と説明する。連獅子といえば、親獅子が仔獅子を千尋の谷に突き落とす古事をテーマに生まれた踊り。歌舞伎でよく上演される人気演目だけに初役とは意外だが「意味を大切にし、舞踊の華やかさと豪快さを楽しんでいただけたら」

 4日には東京・国立劇場が再開。尾上菊五郎(78)らが出演する「魚屋宗五郎」などが上演。ここには菊之助の長男、尾上丑之助(6)も丁稚役で出演する。やはり息子のことも気になる様子で「稽古にも立ち合いましたが、つい稽古が厳しくなってしまう。親獅子が仔獅子を千尋の谷に突き落とすまではいきませんが、東京と名古屋で離ればなれの中、精一杯元気よくつとめて欲しい」と願う。

 6年ぶりの御園座に関しては「(建物が)新しくなって初めてなのでワクワクしている。とはいえ、コロナ禍での舞台。出演、スタッフと一丸となり感染症対策にもつとめます」と座頭の責任感ものぞかせる。なお、2つの演目の間には、初心者にお勧めの「解説 歌舞伎のみかた」タイムが入る。今回出演メンバーの尾上右近(28)、中村萬太郎(31)が交互に担当する。

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