ヤマハ打線爆発、先発全員21安打で2年連続41度目の都市対抗野球本戦出場決めた

3回、右翼に特大ソロを放ち、ベンチでハイタッチをかわすヤマハ・前野(左)
3回、右翼に特大ソロを放ち、ベンチでハイタッチをかわすヤマハ・前野(左)
3回、右翼に特大ソロを放ち、ベンチでハイタッチをかわすヤマハ・前野(左)
3回、右翼に特大ソロを放ち、ベンチでハイタッチをかわすヤマハ・前野(左)

◆都市対抗野球東海地区2次予選 ▽第3代表決定戦 ヤマハ14―2三菱自動車岡崎(2日・岡崎市民球場) 

 ヤマハ(浜松市)が三菱自動車岡崎(岡崎市)を14―2で下して、2年連続41度目の本戦出場を決めた。序盤から打線が爆発し、先発全員の21安打をマーク。4番の前野幹博外野手(25)は初回に先制犠飛、3回にソロアーチを放つなど2安打3打点を挙げた。本戦は11月22日から東京Dで行われる。

 スコアとは対照的に、ヤマハナインは控えめだった。9回2死、5番手・近藤卓也投手(25)が二ゴロで締めて試合終了。だが、コロナ対策で集まってのハイタッチを自粛するよう事前に求められており、喜びは胸の内で味わった。室田信正監督(46)は「選手がよく我慢してくれた。東京Dに連れて行けて、いや連れて行ってくれて良かった」とかみしめるように話した。

 4番が着火した。初回1死一、三塁。前野は狙っていたチェンジアップをすくうようにミートし、右翼への先制犠飛とした。「何とか1点という気持ち」。圧巻は3回1死の第2打席。再びチェンジアップを捉え、両翼99・1メートル、中堅126メートルの岡崎市民球場の右中間にぶち込んだ。

 「入ると思わなかったけど、風(の後押し)もあったかな」。昨年の日本選手権東海予選代表決定戦で1点しか奪えず苦しめられた相手右腕・仲井対策として緩い球に的を絞り、3回までに攻略してみせた。前野は8回にも適時三塁打を放ち2安打3打点。指揮官も「4番の仕事をしてくれた」と最敬礼で、主砲に引っ張られた打線は先発全員、そして毎回となる21安打で14得点を奪った。

 しぶとくはい上がってきた。今季公式戦初戦となった第1代表トーナメント(T)1回戦・ホンダ鈴鹿戦は3―4で惜敗。第3代表T1回戦・ジェイグループ戦も9回に辛くも勝ち越して4―2。同戦後に急きょミーティングが開催され「試合終了までとにかく粘る」と意思を統一した。「いつもなら、だらっとしてしまう所。切り替えて次という空気になった」と前野。矢幡勇人主将(30)も「苦しい試合をして、選手の意識が変わった」と強調した。

 昨年の本戦は2回戦でJR東日本に1―7。この先約1か月半の時間を無駄にはしない。前野は「どこを任されても活躍できるように準備する」と頼もしく宣言した。(武藤 瑞基)

3回、右翼に特大ソロを放ち、ベンチでハイタッチをかわすヤマハ・前野(左)
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